前回、「大射雁跳」をご紹介しましたが、「小射雁跳」はそのミニバージョンです。
中国古典舞踊の小ジャンプで最も良く使われる身法の一つです。多くの動作の組み合わせや振付けの一部としても組み込まれるので、ちょっと注意すれば、神韻のダンスの演目のあちらこちらで用いられていることに気づくでしょう。
両方の跳躍とも、空中で似たようなフォ—ムを取ることが特徴です。前の足はまっすぐ、後ろの足は曲げます。「大射雁跳」では助走して空中で180度に足を開きますが、「小射雁跳」はその場で跳躍して足は直角に広げ、高さより機敏さと精確さを重視します。
繰り返し展開される美しい「小射雁跳」は、軽やかさと優雅さの典型といえましょう。
(神韻フェイスブックより)
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