次期大統領が実業家ドナルド・トランプ氏に決定して以後、米国内メディアでは、誰が入閣するのかを競うように予想している。いっぽう、ある重要な役割についてはほとんど報じられていない。ホワイトハウスで飼われるペット、つまり「ファースト・ドッグ」だ。
長らくの習慣的に、ホワイトハウスにはペットが飼われる。一方、現時点で、トランプ氏はペットは所有していないようだ。
米紙ワシントン・ポストによると、動物愛護家・慈善家でトランプ氏の長年の友人であるロイス・ポープ氏の話として、トランプ氏はペットの「候補者を選んだ」と伝えた。
それは、著名な米陸軍ジョージ・パットン氏にちなんで、「パットン」と名付けられた2カ月の子犬。
パットンは12月3日、トランプ氏の所有するリゾート地で開催されたイベントで、「ペンシルベニア通り1600番(ワシントンDC.のホワイトハウスの住所)に招かれるもの」として紹介された。
ポープ氏によると、「パットンは軍の英雄からちなんだ名前であり、ゴールデンレトリーバーとプードルの混血種。忠実で利発であり、大統領を保護し、友人となるパーフェクトな犬だ」と紹介した。
同紙によると、トランプ氏のスポークスマンは「ファースト・ドック」の最終的な決定にはまだいたっていないと話している。
(翻訳編集・佐渡 道世)
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