習近平氏は最近「有事に備えよ」と軍幹部らに訓示した、北朝鮮への警戒強化がうかがえる。写真は2015年9月、北京の天安門広場で開かれた軍事パレードで整列する兵士たち(GettyImages)
朝鮮半島

習近平氏「有事に備えよ」軍に訓示、北朝鮮への警戒強化

中国の習近平国家主席は最近、軍幹部らと面会し「いつでも有事に備えよ」などと訓示した。当局は北朝鮮に対して警戒を強めている。

習近平主席は18日、北京中心部に置かれた、人民解放軍最高決定機関である中国共産党中央軍事委員会が入る建物「八一大楼」で、新たに組織された陸海空など84の軍関連機関の幹部や士官らと面会した。

北朝鮮を念頭に習近平氏が訓示 中央軍事員会主席も務める習近平氏は、幹部らに対して「中央軍事委員会の指揮に従う必要がある」「いつでも有事に備えよ、戦闘部隊の意識を強化しなければならない」「軍事研究、戦争研究、戦闘研究に集中せよ」「軍事行動の各準備をよりよくし、高度な警戒態勢を保とう」「精鋭戦闘力を発展させ、実戦化訓練を強化する」などと発言した。

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