公共の安全を守り、犯罪を取り締まるタフな仕事をこなす警察官になるため、警察学校の学生は心身を鍛えあげる厳しいトレーニングを受けている。彼らは「いかなる状況でも動じない」強靭な精神力も求められる。学生たちが挙げた、最も難しいテストは、何と「笑ってはいけない」だった。
8月10日、米ABC11ニュースチャンネルの報道によると、インディアナ大学警察学校(Indiana University Police Academy)大学警察学校は今年から、ニワトリのおもちゃを試験の道具に用い、学生たちの落ち着きと集中力を試すという。
日本でもよくあるタイプのおもちゃだ。体を押すととぼけた鳴き声が出て、手を離すと声が裏返って悲鳴のような絶叫を発し、笑いを誘う。
動画の中で、びしっと整列する体格の良い学生たちに対して、教官は肩ごしにニワトリの顔をそーっと覗かせたり、おかしな鳴き声を耳元で聞かせたりする。残念ながら、何人もこらえきれずに噴き出してしまった。
他の訓練場からこの方法を取り入れて、初めてテストを行ったと話す同校の警官は、「いい方法だし、ちょっとしたエンターテイメントで息抜きになる」と評価した。今回のテストを受けた学生たちは8月中旬に卒業する予定だ。
動画は8日、警察学校の公式facebookページに掲載された。わずか4日間で再生回数は610万回を超えた。
(翻訳編集・豊山)
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