サッカー日本代表は31日夜、埼玉スタジアムで行われたワールドカップアジア最終予選の第9戦で、オーストラリアに2対0で勝利し、来年開催のロシア大会の出場を決めた。
試合開始から、オーストラリアを攻めあぐねていた日本だったが、前半41分、長友がペナルティエリア手前の左から右足でクロスを入れると、ディフェンスラインの裏に抜け出した浅野が左足で合わせ先制点を奪った。
後半37分にも、MF井出口がドリブルで持ち込んでミドルシュートを決め、追加点を奪い、そのまま最後まで集中を切らさず勝利を決めた。
今後の去就が取り沙汰されていたハリルホジッチ監督。FW本田圭佑やMF香川真司らのベンチスタートというまさかの采配だったが、結果、それが功を奏しFW浅野とMF井手口の得点を呼びこんだ形となった。
試合後、場内インタビューでハリルホジッチ監督は「ありがとうございます。これは日本の国民の皆さんの勝利でした。皆さんのことを本当に誇りに思います。これからW杯本大会に向けて準備をしたい」と大声で感謝を述べた。
日本のワールドカップ出場は、1998年のフランス大会以来6大会連続6回目となる。
(編集・大道修)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。