メイ英首相、ハモンド財務相に全幅の信頼=報道官

[ロンドン 12日 ロイター] – メイ英首相の報道官は12日、首相がハモンド財務相に全幅の信頼をおいていると述べ、1983─89年に財務相を務めたナイジェル・ローソン氏の批判を一蹴した。記者団の質問に答えた。

ハモンド氏はメイ内閣で最も欧州連合(EU)寄りとされ、離脱推進派の議員や活動家は同氏がEU離脱(ブレグジット)の内容を薄めたり、離脱そのものを阻止しようとしていると批判している。

ローソン氏は先に、ハモンド氏は政府のブレグジット計画を意図せず阻害しているとし、更迭すべきと述べていた。

ハモンド氏は11日、離脱交渉成立に至らなかった場合の対応策に資金を投入する準備ができていないと発言。これを受け、ローソン氏はBBCに「(ハモンド財務相は)助けになっていない恐れがある。意図していないかもしれないが、実際に彼がしていることは破壊工作に極めて近い」と述べた。

この発言について問われた首相報道官は「首相は全閣僚の視点を尊重している。首相がすでに述べているように、国歌にとって重要なのは円滑なブレグジットの実現だ」と述べた。

関連記事
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。
史上最も早い時期に行われる大統領テレビ討論会が6月27日にCNNで開催されることが確認された。
バイデン米国大統領は2024年5月14日、中共(中国共産党)の不公平な貿易実態に対抗するため、複数の中国製品に […]
米国の大統領選挙が再び注目を集めている。現職のジョー・バイデン大統領と前大統領のドナルド・トランプ氏が、6月2 […]