北朝鮮高官、ボルトン米大統領補佐官を非難=KCNA

[ソウル 20日 ロイター] – 北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官は20日、3回目の米朝首脳会談開催を巡るボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の発言を非難した。朝鮮中央通信(KCNA)が20日に伝えた。

トランプ米大統領は3度目の米朝首脳会談の可能性に言及しているものの、ボルトン氏は17日に米ブルームバーグとのインタビューで、開催にはまず、北朝鮮が核兵器を放棄する戦略的な決断をしたことを示す真の兆候が必要だと語った。

崔氏は、ボルトン氏の最近の発言についてコメントを求められた際に、米国と北朝鮮首脳の意思を理解できていないためなのか、ユーモアのつもりでそれがはずれてしまったのかは分からないが、魅力がなく、ばかげていると批判した。

KCNAが18日に伝えたところによると、北朝鮮はポンペオ国務長官についても、米朝の非核化交渉から外すよう要求した。

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