トランプ氏 核協議の早期妥結急がず イランに「封鎖の方が圧力」

2026/04/23 更新: 2026/04/23

4月22日、トランプ米大統領は、核合意の早期成立を急いでいないとの考えを改めて示し、「爆撃よりも封鎖の方がイランに対する抑止力になる」と述べた。

トランプ氏は22日、停戦の延長を発表したが、期限は設けなかった。

23日、FOXニュース司会のマーサ・マッカラム氏のインタビューに応じ、事前に報じられていた「停戦延長は3~5日程度にとどまる」との観測について、事実ではないと否定した。

また、23日にホルムズ海峡で船舶がイラン側の砲撃を受け、拿捕された事案について問われると、トランプ氏は「それらはアメリカの船ではない」と述べたうえで、情勢を注視する考えを示した。

戦争終結の時期については、スケジュールは設けていないと述べ、自身は戦争終結を急いでいないとしている。

トランプ氏は「中間選挙があるから戦争を終わらせたいのだと言う人もいるが、それは事実ではない」と語った。

そのうえで、現政権としては「米国民にとって良い合意をまとめたい」と述べた。

さらにトランプ氏は、「、彼ら(イラン政権)にとって、爆撃より封鎖の方が恐ろしい。彼らは長年にわたり爆撃にさらされてきたが、封鎖をひどく嫌っている」と語った。

また、「いったん油井が閉鎖されれば、再開できなくなることもある」とも述べた。

ウォール・ストリート・ジャーナルは先週の社説で、トランプ氏によるイラン封鎖の方針を支持した。社説は研究結果を引用し、米軍がイラン産原油の輸出ルートを遮断した場合、10日余りで余剰原油の保管場所が尽きる可能性があると指摘。その場合、イランは油井の閉鎖を余儀なくされ、深刻な損失と年間数十億ドル規模の歳入減に直面すると指摘した。

トランプ氏はまた、イランのアラグチ外相についてアラグチ外相について「聡明な人物だ」と述べ、「協議が再開されれば、引き続き参加するだろう」との見方を示した。

林燕
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