トランプ大統領 イランがアパッチを撃墜と断定 「米国は対応しなければならない」

2026/06/10 更新: 2026/06/10

トランプ大統領は6月9日、イランが米軍ヘリコプターを撃墜した責任があると述べ、米国として対応が必要だと表明した。

米中央軍は9日午前に声明を発表し、米東部時間8日(月)午後7時33分、AH-64アパッチ武装ヘリコプター1機が地域哨戒任務中にオマーン沿岸付近に墜落し、乗員2人は約2時間後に無事救助されたと明らかにした。

トランプ大統領はソーシャルメディア「Truth Social」に投稿し、「偉大な軍からの報告を受けた。昨夜、イランがホルムズ海峡上空での哨戒中に我が軍の高度に発達した『アパッチ』ヘリコプターを撃墜した。2名のパイロットが乗っていたが、2名とも安全に(救出され)負傷していない」と述べた。

大統領は報復を誓い「それでも、米国はこの攻撃に対応しなければならない」と表明した。

ヘリコプター撃墜後、米海軍の無人艦艇が直ちに救助活動を展開した。米中央軍報道官のティム・ホーキンス海軍大佐は、これが米軍として知られる初の海上無人艇による救助作戦だと説明した。ホーキンス報道官によると、無人艇は2名のパイロットを発見・救助し、水中に約2時間漂流していた乗員を岸まで搬送した。

トランプ大統領は8日夜、ニューヨークで記者団に対し墜落事故を確認し、「パイロットたちは無事だ。けが人はいない」と述べた。

米中央軍によると、墜落は現地時間9日午前3時30分頃、オマーン沿岸付近で哨戒任務中に発生した。

ホーキンス報道官によると、救助任務に使用された無人艇は「コルセア」(Corsair)と名付けられた全長約7.3メートルの艦艇で、Saronic Technologies社が製造した。同艦艇は海軍第59任務部隊(Task Force 59)に所属する。同部隊は2021年に創設された海軍初の無人システム・人工知能専門部隊で、ホルムズ海峡やスエズ運河を含む中東海域の海上安全保障を担っている。

米イラン衝突の勃発後、イランがホルムズ海峡を封鎖して世界的なエネルギー不足を引き起こすなか、米軍はイランの港湾を封鎖している。

AH-64アパッチ武装ヘリコプターは、米軍がイランの原油輸送やタンカーを阻止・拿捕することで合意締結を迫る封鎖作戦の要となっている。UAEも同機を使ってイランの無人機を撃墜している。

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