エスパー新米国防長官代行、NATO会議でイラン情勢説明へ=高官

[ワシントン 25日 ロイター] – 米国防長官代行に就任したばかりのマーク・エスパー氏は今週、ブリュッセルで開かれる北大西洋条約機構(NATO)国防相会議に出席する。国防総省の高官によると、イラン情勢について欧州の同盟国に最新状況を説明する見通し。

陸軍長官だったエスパー氏はシャナハン前国防長官代行が前週、突如として国防長官に昇格する指名人事を辞退したことを受け、長官代行の後任に指名された。昨年末にマティス前国防長官がトランプ氏との意見の相違を理由に辞任してから長官職は空席になっている。

長官代行就任最初の週である今週はかねてからNATO国防相会議が予定されおり、米国と旧ソ連(ロシア)が1987年に結んだ中距離核戦力(INF)廃棄条約が近く失効する問題などが中心議題になるとみられる。

▶ 続きを読む
関連記事
ポーランド憲法裁判所が共産党を違法化。東欧の脱共産化の流れが中国ネットで反響を呼び、中共批判の声が噴出。民衆の覚醒と体制転換の兆しが見える
オーストラリアが12月10日、世界初の16歳未満SNS使用禁止を実施。FacebookやTikTokなどが対象で、違反企業に最大48億円罰金。成人の77%が支持する一方、青少年の70%が反対
台湾のSNSで、大紀元や法輪功への過去の不信を改め「謝罪しよう」と呼びかける動きが広がっている。中国で新たな事実が相次ぎ浮上し、認識を変えた利用者が増えているためだ。
世界フィギュアスケート・グランプリファイナルで、米国のアリサ・リウ選手が女子シングルを制し注目を集めている。名古屋での大会で圧巻の演技を披露した一方、父が天安門事件後に米国へ亡命した元学生運動指導者であることも改めて話題となっている。
中国からカナダへ亡命し、ブリティッシュコロンビア州でカヤック事故により死亡した人物が、死亡時に中国の秘密警察のエージェントに標的にされていたと、元中国スパイの証言から明らかになった