プーチン大統領、ローマ法王と会談 「本質的で興味深い内容」

[バチカン市 4日 ロイター] – 4日にローマ法王フランシスコと会談したロシアのプーチン大統領は、会談について「非常に本質的で興味深い内容だった」と評した。

会談の詳細については現時点で明らかにされていない。事前にはウクライナ問題が主要議題になるとみられていた。

会談は55分間に及んだが、プーチン大統領は予定時刻に1時間遅れて現れた。プーチン氏が法王と会談するのは3度目だが、2013年の会談では50分、15年の会談では1時間超それぞれ遅刻した。

プーチン大統領はバチカン訪問後、イタリアに向かい、マッタレッラ大統領およびコンテ首相と会談する予定。夕食会の後、その日のうちにロシアに帰国する。

5日にはウクライナのカトリック教徒指導者がバチカン当局者らとウクライナの危機など種々の国内問題について協議する。また今回のプーチン大統領のバチカン訪問は、法王の初訪ロの地ならしと推測されている。

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