キューバへの渡航、7月は前年比23.6%減 米国の渡航制限強化で

[ハバナ 21日 ロイター] – キューバ国家統計局が21日公表したデータによると、7月の同国への渡航者は前年同月比23.6%減少した。トランプ米政権によるキューバ渡航制限の強化で観光産業が打撃を受けていることを確認する内容となった。

渡航者は6月にすでに前年比20%減少していた。米国は6月、新たなキューバ渡航制限を導入し、米国民のクルーズ船での渡航を禁止。渡航禁止の免除基準も厳しくした。

キューバ政府は先月、通年の渡航者数見通しを500万人超から430万人に大幅に下方修正した。前年実績の470万人を8.5%下回る水準。

渡航者の減少は国の観光産業に影響を及ぼしているが、レストランや宿泊施設、タクシー業など米国が支援する意向を示す、成長しつつある民間セクターにも打撃を与えている。

 

8月21日、キューバ国家統計局が公表したデータによると、7月の同国への渡航者は前年同月比23.6%減少した。トランプ米政権によるキューバ渡航制限の強化で観光産業が打撃を受けていることを確認する内容となった。写真はハバナで撮影(2019年 ロイター/FERNANDO MEDINA)

 

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