ヘザー・シラジと彼女の7歳の娘のモリ―、そしてフィアンセのエリック・ニールソンは今月カナダからスロバキアへの旅路で全員トコジラミにかまれた。
シラジはバンクーバーからロンドンまで移動してから、ツィッターに娘の足の写真を投稿した。
“My daughter had a few bites on her thighs but when she woke up she was covered, she had them all over” https://t.co/rSsxLMhZht
— New York Post (@nypost) 2017年10月16日
ブリティッシュエアウェイズは彼ら家族に対してヨーロッパからカナダまでの帰りの飛行機をビジネスクラスにアップグレードすると申し出た。
専門家によるとトコジラミはたまたま飛行機でも見つかり、その被害はまれに発生する。トコジラミは伝染病のベクターではない。
シラジはトコジラミがシートの前にいるのを始めに見つけた。それからテレビモニターの後ろから別のトコジラミが歩いて出てくるのを見つけた。彼女はホテルで働いていた時期が長かったので、すぐさまそれがトコジラミであることが分かった。
シラジは旅先につくと全ての持ち物を消毒した。それはさらなる被害を防ぐためで、入れられるもの全てをビニール袋に入れて、外に出せるものを外に出した。
噛まれてから2日間で症状が明らかになった。
シラジは手周辺、腰回り、首、そして別の部分を噛まれ、ところどころ感染症のようになってしまった。二―ルソンも噛まれたが、母親や娘ほどひどくはなかった。
疾病管理予防センターによると、トコジラミは通常、人の寝ている周辺8フィートまでが生息範囲である。そのためほとんどのトコジラミはアパートや家、ホテルでよくみかける。しかし、専門家によるとどこでも見つけることができる。
トコジラミは日中隠れており、夜の早い時間にだけ活動する。
昆虫学と毒物学のブリティッシュコロンビア大学教授であるマレー・イスマンはCBCニュースに旅客機トコジラミがいることは驚くべきことではない、旅行者はトコジラミに噛まれることにあまり心配しすぎないようにした方が良いと語った。「ホテルや家のベッドで誰かが寝ている普通の状況を考えると、トコジラミは邪魔されたり動かれたりするのを嫌う。静かで暗いところが好きなんだ」彼は言った。
トコジラミもまた初めに人々のカバンから飛行機のイスや内装にいいところを見つけようとするだろう。
ガーディアン紙によると、BA報道官は「私たちはお客様に対して謝罪と更なる調査の対応をしているところです。ブリティッシュエアウェイズは毎年28万便以上の運航をしており、機内でのトコジラミの報告は極めて異例です。そうではありますが、私たちは飛行機の警戒と継続的な監視を行います」
この事例についての詳細は不明である。
(大紀元日本ウェブ編集部)
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