2019年7月10日、北京市のスーパーで豚肉を購入している市民(大紀元資料室)

中国の豚肉価格急騰 米紙「指導部にとって香港デモよりも厄介な問題」

景気が後退しているにもかかわらず、中国の物価が上昇している。アフリカ豚コレラのまん延で、豚肉価格高騰の影響を受け、8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.8%上昇した。上昇幅として6年ぶりの高水準となった。インフレ圧力が高まるなか、中国当局は豚肉価格の急騰を政治問題と捉えた。官製メディアは国民に「消費を抑えよう」と呼び掛けた。

CPI構成品目のうち、豚肉小売価格は同47%上昇したことで、8月のCPI指数を1.08%押し上げた。また、豚肉は7月と比べて19.7%上昇した。

CPIの上昇幅は6カ月連続2%を上回っている。中国当局は、CPIの上昇幅を3%以内に抑えることを目標に掲げている。この目標を達成するため、中国国家統計局は今年に入ってから、CPI指数のうち豚肉が占めるウェイトを2.5%から2.35%に縮小し、さらに現在の2.15%に引き下げた。

▶ 続きを読む
関連記事
発がん性が指摘されているにもかかわらず、中国では今も販売されている嗜好品「ビンロウ(檳榔)」。広州で予定されていた文化展は「なぜ宣伝するのか」との批判を受け中止となった
中共が近年、新疆ウイグル自治区などの辺境の砂漠地帯で、核軍事施設のネットワークを急速に建設・拡大している。同地域が長年にわたり大規模な核実験の舞台とされてきた背景には、中共による「民族浄化」政策が存在する
ノルウェーで「国内で最も美しく、最も高価な公衆トイレ」として知られる建築作品が、中国共産党によるスパイ活動への利用が懸念されるとして、当局により閉鎖された。
中国の著名大学に所属する生命科学分野の学者らに、論文不正疑惑が浮上している。中国科学院の元博士課程学生は、研究成果の収奪や論文署名をめぐる学術界の実態を証言した
台湾の政府系研究機関の研究員がAIを用いて習近平の表情を分析したところ、昨年の北京での軍事パレードでは「悲しみ」や「嫌悪」を示す表情が増加していたという