春夏秋冬 どの季節で生まれたかがあなたの健康を左右する?!

長年に渡って、科学が占星術を参考に、ある研究を続けてきた。今までの調査によると、どの季節に生まれたかによって、人体の健康状態に違いがあることが発見されたのだ。

当然、赤ちゃんの発育は子宮から始まり、その健康状態は母親の栄養バランスで左右される。特に栄養不足は、子供の健康と免疫に大きく影響し、季節性ウイルスも然りと言われている。そのため、に発育する赤ちゃんは、までに発育する赤ちゃんよりも、発達障害になる可能性が高いという。

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1985年から2013年までの間、170万人分の生年月日と病歴記録を元に、コロンビア大学は、人間の健康状態は生まれる季節によって別々の傾向が見受けられると発表。研究者によると、1,688の病気のうち、55の病気が実際に出生の季節と関連があると指摘している。

では冬別に統計結果を見てみよう。

春生まれ

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2001年カリフォルニア大学が集めた統計によると、春生まれの人は、他の季節に生まれた人よりも寿命が短く、心臓病にかかるリスクが高いことがわかっている。その原因は、冬を越す際の、子宮内でのビタミン不足が関連しているだろうと指摘されている。

夏生まれ

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イギリスのケンブリッジ大学では、45万人の出生記録から統計を収集。夏に生まれた子供は、冬に生まれた子供に比べ、体重が重いとされている。そのため、大人になると身長が高めに成長するが、思春期が遅れてくるといった研究結果が発表されている。

秋生まれ

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コロンビア大学の研究によると、秋に生まれた人は心血管疾患になりにくいという。しかしサプリメントなしだと、冬の期間のビタミンDの量が減る。また、心不全になりやすい副甲状腺ホルモンレベルの値が上がる、という統計も出ている。

冬生まれ

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コロンビア大学の調査によると、冬に生まれた子供は何らかの神経疾患を発症するリスクが高いという。また、12月生まれの人は、風邪やインフルエンザの時期に生まれるので、喘息やアレルギーの影響も受けやすいとか。

つまり、私たちの病気へのリスクは誕生月によって大きく左右するのだ

しかし、コロンビア大学のニコラス・タトネッティ博士は「だからといって過度に心配しないことが重要です。全体的な疾患リスクはそれほど大きくありません」と説明している。

もちろん、研究結果で出た季節別の病気に用心することに越したことはないが、タトネッティ博士の言葉を借りると、結局「病は気から」といったところだろうか。

(大紀元日本ウェブ編集部)