衰退する米炭鉱町、気候変動の逆風と家族の物語
[マハノイシティ(米ペンシルベニア州) 14日 ロイター] – マイク・ゲイバルさんは、ギルバートン石炭火力発電所から、谷筋に沿って広がる自分の生まれ育った街、マハノイシティを眺める。丘側を見上げれば、発電用の風車が稜線上で回っている。
マイクさんが石炭火力発電を批判することは、とうてい考えにくい。彼は30年間、地元の刑務所と送電網に電力を供給し続けてきたギルバートン発電所で働いてきた。遡れば、彼の祖父は炭鉱夫として、大規模な無煙炭の炭層を砕き、地表へと運び出してきた。
彼の故郷は、産業革命の原動力になった石炭によって栄え、衰退した場所だ。ここで生産される無煙炭は、拡大する都市の数百万の住民の熱源となり、鉄道網を生み出し、今でもマハノイシティの家々に暖房を提供している。無煙炭やその副産物を運ぶトラックが街を行き交い、目抜き通り沿いに並ぶテラスハウスには、灰色のちりの層が重なっている。
関連記事
英国のスターマー首相は、首相と労働党党首を辞任する意向を表明した。地方選での大敗や党内の不満を受け、労働党は新党首選びに入る
38歳メッシ、再び歴史を刻む。オーストリア戦で2ゴールを挙げ、W杯通算18得点で史上最多記録を樹立。アルゼンチンは2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。
南米コロンビアで6月21日、大統領選の決選投票が行われ、トランプ大統領が支持する右派のアベラルド・デラエスプリエジャ氏が勝利。左派政権からの転換となる
台湾が対中AIチップ規制を強化へ。米国と足並みをそろえ、中国への先端半導体流出を防ぐ国家安全保障上の対応が本格化している
トランプ氏は最近、自身のSNS「トゥルースソーシャル」への投稿で「キア・スターマー氏は英国首相を辞任するだろう」と述べた。そのうえで、「彼は極めて重要な二つの問題、すなわち移民政策とエネルギー政策で大きく失敗した。(北海油田の開発を進めるべきだ)」と批判した