インド、アストラ製ワクチン輸出中断 感染再拡大受け=関係筋

[ニューデリー 24日 ロイター] – インド国内で新型コロナウイルス感染が再拡大していることを受け、同国がセラム・インスティチュート・オブ・インディア(SII)が製造する英アストラゼネカ製ワクチンの主要な輸出を中断したことが複数の関係筋の話で明らかになった。

関係筋は、新型コロナワクチンの公平な供給を目的とした国際的枠組み「COVAX」を通した供給にも影響が出るとしている。

インド外務省のウェブサイトによると、18日以降、インドからのワクチン輸出の記録はない。関係筋は「国内の感染状況が落ち着くまで輸出はない。国内でこれほど多くの人がワクチンを必要としているときに、政府は大きな賭けに出るようなことはしない」と述べた。

この件に関してインド外務省とSIIからコメントは得られていない。

インドでは感染が再拡大しており、24日の新規感染者数は4万7262人と、昨年11月初旬以来の高水準となった。累計感染者数は1170万人と、米国とブラジルに次いで多い。

インド当局はこの日、これまでに検出された2種類の変異株の双方の特徴を持つ新たな変異株が検出されたと報告。西部のマハーラーシュトラ州(州都ムンバイ)で200を超える検体からこの「二重変異株」が検出された。

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