燃料費高騰に予備費の活用検討、機動的に対応=萩生田経産相
[東京 12日 ロイター] – 萩生田光一経済産業相は12日の閣議後会見で、原油高への対策に予備費を活用する考えを示した。年内の成立を目指す今年度の補正予算では年末年始に間に合わないため、機動的な実施が可能な予備費で対応する。
萩生田経産相は「燃料費高騰がコロナ禍からの回復の重しにならないように、機動的に対応していくために、予備費の活用を視野に入れて提案している」と述べた。具体策は検討中としたうえで「結果的に売値価格に抑制がかかるような仕組みができれば、年末に向けて国民に安心感を与えることができる」と指摘した。
政府は12日朝、「原油価格高騰等に関する関係閣僚会合」を開いた。今回が2回目。
経産相は「国内の石油製品価格が引き続き上昇しており、国民生活や経済活動への影響が懸念される」と会合開催の理由を説明。会合では、農業や漁業における燃料費補てん制度の着実な実施や運送業の燃料サーチャージ制の徹底、産油国への働きかけをしっかりと行っていくことなどが確認された。
官房長官からは、新たな経済対策に原油価格高騰対策を盛り込むよう指示があったという。経産省としても、1000カ所の相談窓口の設置や資金繰り対策に加え、新たな施策を検討している。
関連記事
米司法省は最近、IR事業をめぐり日本の政府関係者に賄賂を渡すよう指示して、中国企業のCEOを海外腐敗行為防止法違反の容疑で起訴した。
豪州初の女性宇宙飛行士ベネル=ペッグ氏は、シドニーの会議で「宇宙には地球上の砂浜の砂粒に例えるほどの恒星があり、生命の存在は確実だ」と語り、太陽系内外での地球外生命探査の可能性に期待を寄せた。「宇宙での発見は生命の理解を深める貴重な手がかりになる」と強調。
11月18日、アメリカとフィリピンは軍事情報共有協定を締結し、両国の防衛関係を強化して中国共産党の脅威に共同で […]
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ2026アジア最終予選で中国と対戦。3-1で勝利したが、「アウ […]
中国サッカーが衰退する一因は、賭博を支配する官僚と警察の影響。胡力任氏によると、賭けが普及し、体制下での腐敗が進行中。