12月3日、米財務省は9─10日にオンライン形式で開催する民主主義サミットに合わせ、腐敗や深刻な人権侵害、民主主義の侵害などに関与した個人を対象に一連の制裁を発動する見通し。写真は米財務省。ワシントンで2018年8月撮影(2021年 ロイター/Brian Snyder)

米、個人に制裁発動へ 民主サミットに合わせ腐敗や人権侵害で

[ワシントン 3日 ロイター] – 米財務省は9─10日にオンライン形式で開催する民主主義サミットに合わせ、腐敗や深刻な人権侵害、民主主義の侵害などに関与した個人を対象に一連の制裁を発動する見通し。同省報道官が3日、明らかにした。

制裁対象について詳しい説明はなかった。制裁の計画については、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が最初に報じた。

財務省はまた、腐敗した当局者らに不動産市場の悪用を可能にしている抜け穴をふさぐほか、腐敗のまん延や不法収益の米国流入につながる企業の透明性制度における欠陥に対処する案を打ち出す見通しだという。

「世界各地の民主主義や民主主義的制度を阻害する悪意ある活動に関与している個人を特定するために一連の行動を取る」考えを表明した。腐敗や弾圧、組織的犯罪、深刻な人権侵害などの活動が含まれるとした。

関連記事
オーストラリアのマクドナルドは、鳥インフルエンザの発生による卵不足のため、オーストラリア国内での朝食時間を90分短縮した。
ドイツ内閣は7月3日(水)、安全上の理由から、大衆(フォルクスワーゲン)による燃ガス・タービン事業の中国国有企業への売却計画を阻止する決定を下した。この決定は、EUと中国との貿易緊張が高まる中で行われたものであり、ドイツおよびEUが中国経済との関係によるリスクを低減しようとする動きの一環である。EUもまた、中国が電動車分野で提供する不公平な補助金に対抗する行動を取っている。
【ロンドン】4日に投開票が行われた英国の下院(庶民院)選挙で、労働党は総選挙で少なくとも326議席を獲得し、保守党の14年にわたる政権に終止符を打った。
6月23日の午後、インドネシアのバタム市政府主催、青年・スポーツ局協賛の「2024年度健康体操フェスティバル」がエングクプトリバタムセンター公園で開催され、法輪功学習者がこのイベントに招待された。エングクプトリバタムセンター公園は、大規模な公共スペースであり、市政府の複数の機関が周囲に点在している。
前米国副国家安全顧問のマシュー・ポッティンジャー氏は、火曜日(7月2日)に中共当局が現在の南シナ海でのフィリピンとの対峙を、台湾侵略の「リハーサル」として捉えていると述べた。