3月11日、岸田文雄首相(写真)は、韓国の次期大統領に選出された尹錫悦(ユン・ソギョル)氏と電話会談し、核・ミサイル問題や拉致問題など北朝鮮への対応について、緊密に連携していくことで一致したと明らかにした。写真は都内で3日撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

韓国次期大統領と電話会談、北朝鮮対応の緊密な連携で一致=岸田首相

[東京 11日 ロイター] – 岸田文雄首相は11日、韓国の次期大統領に選出された尹錫悦(ユン・ソギョル)氏と電話会談し、核・ミサイル問題や拉致問題など北朝鮮への対応について、緊密に連携していくことで一致したと明らかにした。首相官邸で記者団に語った。

岸田首相は会談で、国際社会が大きな変化に直面する中で健全な日韓関係は不可欠であること、日米韓の連携が重要であることなどを伝えた。その上で、日韓関係改善のために協力していきたい旨も伝えたという。

尹氏からも、日韓関係を重視しており、関係改善に向けてともに協力をしていきたいとの発言があったとした。

会談で徴用工や慰安婦問題などの話題が出たかとの質問に対しては、岸田首相は外交上のやりとりだとしてコメントを控えた。

防衛省は11日、北朝鮮が2月27日と3月5日に発射したミサイルを米政府と連携して分析したところ、いずれも大陸間弾道ミサイル(ICBM)級だったことが分かったと発表した。

岸田首相は、これらの北朝鮮の行動は地域、国際社会の平和と安全を脅かすものであり、「断じて容認できない」と強調。今後の対応について「外交面や制裁の観点も含め米国や韓国と連携しつつ検討していきたい」と語った。

(杉山健太郎)

関連記事
スペイン東部を中心に10月末に発生した集中豪雨で、1日までに200人以上の死亡が確認された
スイスのチューリッヒ芸術大学は、中国のハルビン工業大学との共同プログラムを終了した。同校は協力終了の背景には、学位基準の違いや運営上のリスクがあるとしている。今後多くの大学が同様の対応を取る可能性が指摘されている
台風21号が去った後の台湾の町はボロボロ…
マスゴミと言われて久しいが、大衆が読みたいと思うのは、恰好付けたり、体裁を重んじたりするものではなく、人々の本音を聞きたいのだ。今時、誰が大会社の体裁で着飾った記事を読みたいと思うだろう。スポンサーや社長の名誉を気にしていては不可能だ。ましてマスゴミの名誉のために、本質をゆがめてはならない。
入札では新幹線技術に基づき、安全性や信頼性を強調する一方で、長期的なインフラ整備や持続可能な発展に重きを置いていた日本の提案は、短期間での建設が完了することや安価な資金提供条件を提示した中共の提案に敗北した