2021年9月、中国・広東省珠海市で開催した「第13回中国国際航空・航空宇宙博覧会」に出展された超音速巡航ミサイル(NOEL CELIS/AFP via Getty Images)

ロシアの侵略で米核抑止政策に変化 日本にはプラスに=専門家

ロシアによるウクライナ侵攻からまもなく3週間が経とうとしている。バイデン米政権は国防費削減を重視し核兵器の役割低下を掲げてきたが、これらはいま、現実的な選択肢ではないとして見直される可能性が高いと専門家はみている。

日米関係と安全保障に詳しい明海大外国語学部(千葉県浦安市)の小谷哲男教授は14日、都内で開かれた日本記者クラブの会見でウクライナ情勢と米国の動向に関する分析を示した。

米国は国家安全保障戦略や「核態勢の見直し(NPR)」などを、2月の当初発表予定から延期していると小谷氏は指摘。おそらく内容が見直され、最大の脅威である中国に加えロシア対応が盛り込まれるだろうと分析している。

▶ 続きを読む
関連記事
米国でCOVID-19対策として実施された融資のうち、約1千億ドルについて、米税務当局が不正の疑いがあると特定した。
米議会公聴会で法輪功の広報担当者が証言。中国共産党が米国内で展開する暴力、脅迫、世論工作などの国境を越えた弾圧を告発し、その手口はやがて他の集団や米国の主権にも向けられる危険な常套手段であると警告した
米ウクライナ首脳が会談し、冬前の戦争終結とエネルギー施設攻撃の停止を呼びかけた。パトリオットミサイルの国内生産や米国の燃料価格高騰を受けた輸出規制案など、停戦に向けた最新動向を伝える
トランプ米大統領は国連総会で演説し、イランに対し核放棄の「合意」か軍事的な「壊滅」かの二者択一を迫った。過去の軍事作戦の成果を強調しつつ、中間選挙後の合意成立を見込み、完全な経済的孤立への協調を呼びかけた
ウクライナのドローン攻撃で打撃を受けるロシア企業に対し、政府が防衛や修復費用を経費算入できるよう税制改正を準備。世界的なディーゼル供給への懸念からトランプ氏も製油所攻撃停止を促す中、支援策の行方に注目