2022年4月10日夕方、台湾桃園国際空港に到着したスウェーデン議員団(台湾外交部@MOFA_Taiwan)

スウェーデン議員団が台湾に初訪問 共通価値に基づき関係強化へ=蔡英文総統

スウェーデン国会議員ら11人が台湾を初めて訪問した。10日から14日まで滞在し、蔡英文総統ら指導層と会談する。期間中は国家安全保障と防衛フォーラムが開かれるほか、スウェーデン企業の代表者との協議が行なわれる。

台湾スウェーデン国会議員協会の代表を務めるボリアナ・オーベリ国会議員とシャーリー・ウェイメシュ欧州議会議員が率いる訪台団は10日夕方に桃園国際空港に到着。蔡英文氏は11日、「台湾訪問を暖かく歓迎する。共通の価値観に基づく関係強化に向けた議論を楽しみにしている」とソーシャルメディアで応えた。

張惇涵総統府報道官によれば、総統と訪問団は直接会談が予定されていたが家族の中共ウイルス(新型コロナ)の陽性判定により自主隔離措置にあり、リモートで行うという。賴清德副総統が総統府で対面式の会談をする。

台湾外交部の7日付声明は「台湾、スウェーデン、欧州連合(EU)は世界的な課題に対応し、民主的な回復力を構築し、偽情報と戦うための同アプローチを共有する同志のパートナーだ」と記している。

2月24日のロシアによるウクライナ侵攻後、台湾は民主主義国との国際的な連帯を示すため対露制裁を講じている。軍民両用製品と技術に関する自主的な輸出管理体制「ワッセナーアレンジメント」に従い輸出制限措置を続けるほか、今月6日にも追加制裁を発表。ロシアに対して集積回路やメモリーチップなど57品目を輸出禁止とした。

スウェーデン訪問団を率いるウェイメシュ議員は今月初めのEU議会で、ロシアとの協力を続ける中国とのビジネス関係を見直し、代わりに台湾の防衛分野を含む投資の強化をするべきだと述べた。

台湾とスウェーデンに外交関係はないが、大使館に相当する外交官駐在の代表事務所をそれぞれの首都に置いている。

近年、フランスやバルト三国、米国元閣僚や現職議員など米欧要人の台湾訪問が相次いでいる。今月、ペロシ米下院議長の訪台が発表されたが無症状のコロナ陽性が確認され、日程は再調整された。

関連記事
2020年以降、香港の自治が中国共産党によってさらに侵食されつつあるため、ワシントンは香港に対する政策を見直すよう求められている。米国のシンクタンクである「戦略国際問題研究所(CSIS)」は5月7日、「2020年以降の香港の自治権の侵食」というタイトルの報告書を公開した。同報告書は北京による香港支配の拡大を明確に描き、米国政府に対香港政策の見直しを促す40ページに及ぶ調査結果を発表した。
5月14日、メリーランド州、ネブラスカ州、西バージニア州で民主党と共和党の初選が行われた。前大統領ドナルド・トランプ氏と現職大統領ジョー・バイデン氏は選挙戦でいくつかの警告信号に直面したが、全体的な状況は安定していた。5月14日予備選挙のハイライト
米海軍と台湾海軍が4月に西太平洋で合同軍事演習を行なったと、ロイター通信が14日に報じた。台湾国防部の報道官は同日の記者会見で「海上衝突回避規範に基づき、通常の訓練を行なった」と発表した。
こうして、丘を越え、丘を越え、明るい空の方向に進み、疲れと空腹でへとへとになっていた。 地図が打ち上げられようとしている海辺に着いたとき、崖であることに気づいて唖然とした! 崖の下はマカオへの海路だったのだ。ドキドキする心臓を抑えながら、崖の端に偶然、竹の棒を見つけた。 歓迎の潮風が劉さんたちを幸せな気分にさせる。 もちろん、これは冒険の始まりだ。
垂秀夫前駐中国大使は9日、長年に渡って日台間の友好関係を推進してきた実績から、台湾の蔡英文総統より勲章を授与された。垂氏は自身と台湾との深い縁に言及し、今後も日台関係の強化に尽力していく考えを示した。