誰だって臭い服は嫌ですよね。パーティーから家に帰った時、運動して帰宅した時、服に食べ物のにおい、たばこ臭さ、香水などの匂い、仕事の後の汗臭い匂いがついていることがあります。温度や洗剤をいろいろ変えて試してみて、1回2回洗濯しても、臭いがとれないのはイライラするものです。
クリーニングの専門家によると、衣類の臭いが取れない主な原因は、洗濯方法が間違っているからだそうです。臭いを消すには、ただ洗濯機に入れるだけでは不十分です。
どの臭いを除去するにしても、洗濯前に衣料品ラベルの洗濯表示を見て、水洗いできるのか、ドライクリーニングのみなのかを最初に確認することは大切です。ここでは、最も難しいニオイのクリーニング方法をご紹介します。
調理時の煙の匂い、ご飯、焼き肉、鍋の匂い
揚げ物や炭火焼の場合、必ずしも油汚れがつくわけではありませんが、揚げ物をすると空気中に油の粒子が浮遊しているため、油や煙の臭いがいつの間にか衣類に付着しています。ここでは、衣類の素材に応じた油煙の臭いを消すための実用的な方法を3つご紹介します。
1 布地が耐えられる最高水温に応じて、洗濯のプロセスでできるだけ熱い水を使用します。油脂分子を効果的に除去するには強力な洗剤を使用し、重曹を1カップ加えると洗浄効果が高まります。
2 まだ油煙の臭いが残っている場合は、重曹水に浸します。重曹1カップをお湯4カップで溶かし、冷水の入ったバケツに溶かした重曹液を注ぎ、4時間以上浸けてから通常の洗濯機で洗濯してください。
3 いくら匂うからと言っても、愛用のジーンズを頻繁に洗濯してどんどん色落ちするのが嫌な場合は、ジップロックなどに入れて冷凍庫に一晩入れておくとよいでしょう。 ジーンズやジャンパー、ジャケットなどの厚手の生地は、この方法が最適で、冷凍庫の冷気が殺菌と消臭を行います。
また熱い蒸気は除菌にも使えます。生地が薄い場合などは冷風よりもスチーマーの方が消臭効果が高いです。お気に入りの服をあまり洗いたくない場合は、スチーマーでも消臭・除菌できます。
煙のにおい
焚き火の煙やタバコの煙の臭いは強く、衣類に頑固に付着しますが、以下の方法を試してみて下さい。
1 ウォッカは消臭に効果的です。スプレーボトルにウォッカを入れ、服に吹きかけます。アルコールが蒸発し、臭い物質が溶けます。あるいは、ウォッカまたはアルコール1/2カップを洗濯機に入れ、通常モードで洗濯します。
2 洗濯時に洗濯用芳香剤を入れます。砂糖1カップまたは岩塩1カップに、ペパーミント、シトラス、ラベンダー、レモンなどのアロマエッセンシャルオイルを20滴混ぜて、天然の洗濯用芳香剤を自分で作ることをお勧めします。
3 洗濯前に白酢1カップとレモン、シトラス、ラベンダーなどのアロマオイルを数滴入れたぬるま湯に1時間ほど浸し、洗濯表示に従って洗濯してください。
4 生のレモン汁は、さらに消臭効果があります。レモン1個から3個を絞ってカップ半分程度のレモン汁を作り、洗濯機に注いで洗濯を開始すると、タバコの臭いや嫌な臭いが取れるはずです。
(翻訳・李明月)
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