林外相、米空母エイブラハム・リンカーン視察 外相乗船は12年ぶり 乗組員を激励
林芳正外相は23日、日本近海において展開中の米空母「エイブラハム・リンカーン」をエマニュエル駐日米大使と共に視察した。日本の外相が米海軍空母に乗船したのは12年ぶり。
林氏はカール・トーマス第7艦隊司令官をはじめとする米海軍関係者と意見交換した。外務省によれば、厳しさを増す地域の安全保障環境から、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化することが不可欠であること、また「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて引き続き緊密に協力していくことの重要性を確認した。
林氏は乗組員と懇談し、インド太平洋地域の平和と安定への貢献に感謝を伝えた。そして自衛隊との連携や相互運用性の向上を含め、日米同盟の強化に引き続き尽力してほしいと激励したという。
関連記事
日本にとって台湾は、自国の安全保障論議や、西太平洋における米軍の軍事態勢と密接に結びついている
高市首相は訪中直後のトランプ米大統領と電話会談を実施。中国を巡る経済・安全保障課題やイラン情勢について協議し、日米の緊密な連携と同盟関係を再確認した
米国のベッセント財務長官が来日し、高市首相や閣僚らと会談。トランプ大統領の訪中を前に、重要鉱物の確保や最新AI、イラン情勢への対応など、中国を念頭に置いた日米の経済・安全保障政策のすり合わせが行われた
G7はレアアースおよび加工工程における中国の支配を打破する必要性で一致したが、専門家は欧米の能力再建には数年を要すると指摘している
米FBIのパテル長官は原和也内閣情報官と会談し、高市政権が進める「国家情報局」新設への歓迎と連携強化を表明した。サイバー防衛や防諜、テロ対策の分野で日本を全面的に支援し、日米の情報連携をさらに強固にする姿勢を示している