岸信夫首相補佐官は自衛隊が使える予算の増額を訴えた。写真は2021年11月10日撮影 (Photo by KAZUHIRO NOGI/AFP via Getty Images)

日本は中国に対し「既に劣勢」 岸補佐官、防衛費の「真水」増額訴える

岸信夫首相補佐官(国家安全保障担当)は29日、軍事力拡張の著しい中国と比較して、日本は既に劣勢に立たされていると危機感を示した。防衛費増額の議論については、真に自衛隊が使える予算を増額することが肝要だと訴えた。

日中国交正常化50周年に当たる9月29日、岸補佐官は政経セミナーで国家安全保障戦略について自身の考えを示した。日本は今後、中国・ロシア・北朝鮮の三正面での対応が迫られるとし、軍拡を続ける中国に強い懸念を示した。

岸氏は、米国との同盟関係は強固でありながら、「自身の国を自身で守る『国家の姿勢』を示す事が何より重要」だと指摘。防衛力強化の源となる防衛費の「相当な増額」は不可欠だと強調した。

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