産婦人科医が赤ちゃんを人身取引 双子のうち一人を売る=広西省
中国広西省南寧市の産婦人科医師が数年前から人身取引に関与していたとして逮捕、起訴された。勤務先病院の発表によれば、双子を妊娠する女性から分娩させたひとりの赤ちゃんを人身取引業者に売ったという。
広西省婦幼保健院は昨年12月に通知を出した。それによれば2019年以降、同院勤務の医師・周湘が違法な人身取引に関与していた。取引の例として、患者の妊婦の超音波検査記録を捏造するなどして双胎妊娠を単胎妊娠と偽り、出産前から人身取引業者と契約して1人の赤ちゃんを金銭に変えた。
南寧市興寧区人民法院(一審)は昨年4月、児童誘拐と人身売買で周湘に6年の懲役刑と罰金2万元を科した。その後の南寧中級人民法院(二審)は控訴を棄却し、一審判決を支持した。
関連記事
中国河北省で発覚した「ホルムアルデヒド白菜」問題。告発者は2か月以上にわたり流通経路を追跡し、現場を撮影。「報復は怖い」と語りながら、食品安全の実態を明らかにした
日本で高齢者を助ける通行人に「助けちゃだめ」と叫ぶ中国人観光客の動画が再拡散。南京彭宇事件や最近の賠償トラブルから、中国で人助けをためらう社会不信の背景を追う
中国で、白菜を長距離輸送する前に防腐目的でホルムアルデヒド溶液に浸す様子を映した動画が最近拡散し、食品へのホルムアルデヒド混入問題が再び注目を集めている。中国産キムチや白菜を毎年大量に輸入する韓国など、周辺国でも懸念が広がっている。
中国の7月若年失業率は17.9%と過去3年の7月で最高水準に上昇した。1270万人の卒業生が就職市場に流入する一方、低賃金・不安定雇用が広がり、保護者からは「大学まで出した意味がない」との嘆きが出ている
中国河北省で白菜へのホルムアルデヒド使用が問題となるなか、2012年の官製メディア報道では、同様の鮮度保持が中国各地で行われ、業界の慣行になっていた実態を伝えていた