4月23日、フランスやウクライナ、バルト3国は、中国の盧沙野・駐フランス大使がウクライナを含む旧ソ連国の主権に疑義を呈したことに反発した。写真はクリミア半島に接するケルチ海峡を通る貨物船。3月14日撮影(2023年 ロイター/Alexey Pavlishak)

中国大使、ウクライナ主権を疑問視 仏・バルト3国が反発

[パリ 23日 ロイター] – フランスやウクライナ、バルト3国は、中国の盧沙野・駐フランス大使がウクライナを含む旧ソ連国の主権に疑義を呈したことに反発した。

盧大使は21日に放映された仏テレビのインタビューでクリミアがウクライナの一部かどうかを問われ、歴史的にロシアの一部だったが、ソ連の最高指導者だったフルシチョフ書記長によってウクライナ領になったと答えた。

「旧ソ連国の主権国家としての地位を明文化している国際合意はないため、国際法上に明確な地位はない」と述べた。

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