武漢のコロナ感染状況を伝え、拘束された市民記者 3年ぶりに出所するも、当局の圧力で家に帰れず財産も消えた
2020年の初頭、中国武漢における新型コロナウイルスの流行初期に、当局が隠蔽しようとしていた真実の感染状況を現地から伝えたことで逮捕され、約3年余り収監されていた市民ジャーナリスト・方斌(ほう ひん)氏が先月30日、釈放された。
釈放はされたが、方氏は依然として当局の監視下に置かれている。当局による圧力のため、家族は方氏の身柄引き受けができない状況にある。さらには、方氏が所有していた会社や財産が「消えた」ことがわかった。
大紀元の取材に応じた複数の情報筋の話によると、方氏は4月30日に出所した後、武漢警察によって北京へ送られた。方氏は、北京で息子と夕食をともにした後、北京警察によって再び武漢に送り返されたという。
関連記事
イギリスで中国を批判した留学生。その影響は国内の家族へ。家族が「弱み」として使われる現実
中国でいま、奇妙な墓参りが広がっている。歴史人物の墓に薬やお菓子を供える若者たち。ただの遊びではない。そこに込められた「本音」とは何か
米イラン停戦の中、北朝鮮のミサイル発射で半島情勢が緊迫する中、中共は外交部長・王毅の訪朝を発表した。訪問は中朝協調や首脳会談の地ならしに加え、対米交渉での主導権確保を狙う動きとみられる。
南京の観光地で、台湾野党政治家の歓迎の列の中、応援の一言を叫んだ男性をその場で拘束。何が起きていたのか
中国は4月9日、黄海北部で1日の実弾演習を実施。台湾最大野党主席の訪中と重なり、軍事的圧力と政治対話が同時進行するかたちとなった