EU首脳会議、対中依存引き下げる方針表明へ
[ブリュッセル 30日 ロイター] – 欧州連合(EU)首脳会議は30日に出す結論文書で、中国への依存度を引き下げる方針を表明する見通し。また、「デリスク(リスク低減)」と気候変動などの分野での関与のバランスをどのように取るべきかを議論する。
2日間の会議の草案は中国に対し、ウクライナ侵攻の停止をロシアに迫るよう促し、台湾海峡の緊張の高まりに懸念も示している。同時に、世界的な課題に対応するためには安定的な関係が共通の利益になると強調する。
さらに、EUは供給網などにおける重大な依存状態と脆弱性を減らし、必要な分野でリスクを低減し、多角化を図るとした。
関連記事
ハンガリー外務省は、前政権が新型コロナ流行初期に行った約10億ドル規模の人工呼吸器調達をめぐり、詐欺や背任などの疑いで検察当局に告発した。約1万7千台の多くが使われず、調達価格や仲介業者をめぐる疑惑も浮上
中国が北極圏での存在感を拡大している。北方海航路の利用や軍民両用の研究施設を通じて地政学的影響力を高める北京に対し、民主主義諸国が「第二の南シナ海」化を防ぐため警戒と規制を強める動きを論評する
EUが150ユーロ以下の輸入品への免税措置を撤廃し、商品分類ごとに3ユーロの関税を導入。リトアニアでは中国からの小口貨物が98%減少し、TemuやSHEINなど越境ECの物流や消費行動にも変化
EUの対中貿易赤字が拡大する中、ドイツのクリングバイル財務相が中共の過剰生産や補助金を批判。ドイツとEUで対中貿易政策を見直す動きが強まっている
モロッコの国営メディアによると、モロッコ警察が最近、スペイン領セウタへの越境を試みた移民294人を拘束した。