(続き)
あなたにも備わっている自然治癒力! ステップに従って健康改善しましょう。(2)
前回は、菜食を取り入れて免疫力を高めるのが重要であり、動物性食品(乳製品、卵、魚)はバランスが大切であることなどをお伝えしました。また、豆類は健康に良く、玄米も栄養満点でしたね。今回は、体の健康を向上させる秘訣は何なのか? 瞑想から食事まで、健康に関するキーポイントを探りましょう。
ストレス解消のため体系的アプローチを定期的に実践しましょう!
瞑想からヨガ、音楽、祈りまで、自分のための時間をとり、しばし、雑念から離れてみると、多くの恩恵を得ることができます。私は何十年間も、定期的に1日2回瞑想をしていますが、この価値は計り知れないもので、とても大事な時間だと思っています。実際に、多くの緊張やストレスから離れられて、心の解放感を味わっています。
なんらかの方法で、日常的にストレス解消できている人は、心臓病、ガン、神経障害、精神疾患のリスクが大幅に低下していますね。また、入院や医者にかかることも少ないのです。
脂肪摂取を減らす(肉の量を減らせばなおよし)
赤身肉も10%以上の飽和脂肪酸を含んでいます。ベジタリアンはガンや心臓病にかかる確率が低いのですね。ディーン・オーニッシュ(Dean Ornish M.D.)医師は、ベジタリアン食と運動によるストレス軽減プログラムの両方を用いて、患者を治療しています。彼の患者の一人は、1年以内に心臓病の完治に成功していますね。凄いことですよね。
野菜と果物のジュースを摂取して、余分な体重は簡単に減らせます
野菜は低カロリーで、多くの栄養素を豊富に含んでいます。ジュースで簡単に飲めますし、飲むのが嫌ならサラダで食べましょう。農産物は体に害を与える可能性が低く、また太る原因にもなりにくいです。学ぶのは簡単で、実行も簡単です。この方法は簡単で効果的ですね。
便秘を改善しましょう
成人の便秘の有訴者率(ゆうそしゃりつ:人口 1000人あたりの,自覚症状のある人の比率)は2016年度国民生活基礎調査によると、2~5%程度と言われ、男性(2.5%)よりも女性(4.6%)に多い傾向を示しています。食物繊維を多く摂ると、腸がんだけでなく、結腸炎、憩室炎、結腸けいれん、痔のリスクも低下しますね。
糖尿病患者が食物繊維を多く摂れば、インスリンの必要量が減ります。食事にサラダやレタスをたくさん取り入れるだけで、食物繊維をしっかり取れるのです。
健康的な食生活のために、食費はできるだけ減らしましょう
加工・包装された高価な食品は、栄養価が最も低いです。製品表示を見ると、食品加工に、どれほど化学物質が多く使われているかという事実に驚くでしょう。スーパーの棚の95%を占める不健康な食品や添加物を避け、お金を節約し、より健康的な食生活を送りましょう。米、豆、ナッツ、ヨーグルトなどなど、新鮮な農産物を買うことをお勧めします。
乳製品に含まれるタンパク質の質は、肉のタンパク質と同じくらい良いと覚えておいてほしいです。穀類と豆類(エンドウ豆、ソラマメ、レンズ豆など)を組み合わせれば、肉類と同等の完全タンパク質になるのです。
医学教育は少数者の特権ではありません
多くの人は医師に従順になりすぎる傾向にあるようですね。いわゆる「医学の凝縮されたエッセンス」と言われている『メルクマニュアル(Merck Manual)』には、医師が医学について知っていることのほとんどがここに載っています。日本では昔『家庭の医学』という辞書のような本が普及していましたね。メルクマニュアルの日本語版もネットに出ているようです。
難解な医学専門用語を読み解くには、より優れた医学辞書を手元に置いておくと良いでしょう。『テーバー医学百科事典(Taber’s Cyclopedic Medical Dictionary)』は良い選択です。
あるいは、他の選択としては、自然治癒の本を読むのが賢明でしょう。代替療法の技術は確立されていて、医師の処方箋は必要ありません。また、健康食品店や図書館、書店には、能力を高めるのに役立つ情報がたくさんありますからね。
これらの本は、あなたの個人的な医療知識のレベルを上げ、自信と能力をまったく新しいレベルに引き上げてくれるでしょう。医師はあなたのために働くのであって、従うばかりではないことを忘れないでくださいね。
医師の助言を求めることは悪いことではありませんが、言われたことが絶対ということではないのです。 自分の体だから、どう治療するかは自分で決められるのです。自分の体をよく把握していれば、間違った判断はしないようになりますね。知識は力で、医療保健の知識は癒す力なのです。
<この記事は、Boozwitness提供の『ヤブ医者を断て:薬に頼らない慢性病治癒の法則』から引用しています>
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