第三次世界大戦は起こるのか?【未解決ミステリー】

1914年6月28日、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボで、あるセルビアの青年民族主義者が訪問中のオーストリアの皇太子フランツ・フェルディナントとその妻を暗殺しました。その1か月後、オーストリアはセルビアに宣戦布告し、第一次世界大戦が勃発しました。

しかし、この戦争は、セルビアの2人の農民がすでに何十年も前に正確に予言したものでした。それだけでなく、彼らは第二次世界大戦も正確に予言し、さらに今、世界中が心配している第三次世界大戦についても言及しました。これが、クレムナ予言です。

預言者のミタール・タラビッチは34の予言を残し、どれも非常に直接的で、時には名前さえもはっきりしていたため、簡単に裏付けることができました。
第一次世界大戦に関するミタールの予言は、彼の祖国セルビアと身近な人々の運命に焦点を当てていたものでしたが、第二次世界大戦に関する予言は、より広い視野でヨーロッパ全土を含むものでした。

第二次世界大戦後、世界はグローバル化へと歩み始め、それに伴い、ミタールの予言も全世界の範囲に広がりました。

例えば、「黒、白、赤、黄。国家間の争いを許さない国際法廷」(国連)や、「牛のない荷車」(自動車)、「人々が空を旅する」(飛行機)、「エネルギーのもととなるブラックゴールド」(石油)、「画像付きの小さなボックス」(携帯電話)など、ミタールの予言はどれも正確に当たっていました。

かたち無き戦い

インターネット時代は別名、ビッグデータ時代とも呼ばれています。「アルゴリズム」が人々の認識を左右し始めているのです。予言によれば、「多くの知識を持っていると思っている人々は、数字が彼らに示す方法で行動し、生活するようになる。しかし、これらの知識ある人々の中には善と悪があり、悪い人々は悪事を行い、空気、水、海、川、大地を汚染し、人々はさまざまな病気にかかり、突然死ぬこともある」といいます。

そして、多くの予言と共に、ここでは解決策も示されています。それは瞑想です。善良で賢い人は「瞑想で知恵を求めるようになり、数字の中から知恵を求めなくなる」のです。

「しかし、時すでに遅く、悪人たちが地球全体を荒らし回り、大勢の人間が死んでいくようになる。人々は都市から逃げ出し、田舎に避難する。3つの十字架がある山を探し、そこで呼吸し、水を飲む。逃げ出した人々は自分と家族を救うことができるが、時間はもう長くない」というのです。

そして、戦争も人々の怒りの中で始まります。しかし、今回の戦争では「奇妙な砲弾」が現れます。「これらの砲弾が爆発すると、すべての生命、人間、軍隊、家畜などは死ぬことなく、呪文によって眠らされる。この呪文で人々は戦うかわりに深い眠りにつく。その後彼らは理性を取り戻すだろう」

そして、「世界の果てには1つの国だけが残り、海に囲まれ、ヨーロッパほどの大きさで、平和に暮らし、何の悩みもないだろう」

「3つの十字架がある山に逃げ込んだ人々は避難所を見つけ、救われ、やがて豊かで、幸福な、愛に満ちた人生を送るだろう」

この戦争と災害に関する予言は、今もなお誰も正確に解読できず、特に人々を眠らせる「呪文」と3つの十字架がある山について全く意味が分からないといった状況です。

最後に残る幸せな国はオーストラリアではないかという意見もあります。たしかにヨーロッパとほぼ同じ大きさで、四方を海に囲まれており、国旗にも三つの十字架が含まれています。ユニオンジャックには2つの十字架があり、隣の南十字星座には1つが含まれています。ちょうど3つです。

しかし、キリスト教の歴史に詳しい人は、別の解釈があると主張しています。キリスト教では、3つの十字架には特別な意味があります。イエスが十字架に磔にされた時、彼の両脇には、同じく十字架に磔にされた2人の泥棒がいました。そのうちの1人は死ぬ前にイエスを信じ、死後天国に行き、もう1人は罪を認めず、死後地獄に行ったとされています。

それゆえ、信仰心の強いミタールにとって、3つの十字架は人々に神を信じるよう勧める意味があるのでしょう。人生の最後の瞬間でも、神の救いを受けるチャンスがあります。その機会をつかめば救われます。本当の幸せはその人の心の中にあるのです。神を信じる人は、肉体が災厄から逃れられなくても、魂は素晴らしいところへ行くでしょう。

詳しくはEPOCH TVをご覧ください。
https://www.epochtimes.jp/2023/04/145090.html
 

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