3日の臨時記者会見に臨む川勝平太静岡県知事(静岡県庁公式Youtubeチャンネルよりスクリーンショット)

【寄稿】引導渡される川勝知事 中国共産党への忖度は「有徳」なのか

川勝平太・静岡県知事が辞任の意を表明した。東京・品川と名古屋を結ぶリニア中央新幹線について、川勝氏が環境への影響を懸念するあまり、静岡工区の着工が遅れに遅れ、JR東海は令和9年中の開業断念を3月29日に発表したばかりだった。

辞任のきっかけになったのは、4月1日に行われた静岡県の新規採用職員向けの訓示の席でなされた発言だった。川勝氏は訓示の中で「毎日毎日野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかとは違い、基本的に皆さんは頭脳、知性の高い方。それを磨く必要がある」と述べた。これが問題視された。

川勝氏といえば、「コシヒカリ発言」に代表される相次ぐ失言だ。だが、それよりも看過できないのは、中国に対する異常なまでの媚びへつらいぶりだ。

▶ 続きを読む
関連記事
『論語』学而篇の「礼の用は和を貴しとなす」を解説。真の「和」とは単に波風を立てないことではなく、違いを認め合い秩序を保つこと。「礼」を通じて多様な人々が共生し、徳を社会に実践する本質に迫ります
中露朝の軍事的連携や対日攻勢が激化する東アジア情勢。崩壊しつつあるインド太平洋戦略と強硬姿勢を強める中国の狙いとは何か。その背景にある中国国内の経済減速と富裕層流出の危機から真相を読み解く
憲法や法律などの制度は、地盤の上に建つ「家」にすぎない。社会を真に支える「地盤」とは一体何なのか。制度の形骸化が進む現代において、私たちが足元の道徳的習慣をいかに築き直すべきかを問いかけるシリーズ最終篇
気候変動対策がもたらす経済的代償と、政策批判を「科学の否定」として封じる言論空間の歪みを検証。観測事実・因果関係・政策妥当性の三層を整理し、政治的ドグマに囚われない合理的な議論のあり方を問い直す
湿気で体が重い・胃腸が疲れる時に!自炊なしでもOK、コンビニの組み合わせだけで「脾」を養い余分な湿気を逃す簡単薬膳ランチをご紹介。食材の選び方を知るだけで、いつもの昼食が体をいたわる養生食に変わります