(Photo by Thomas Niedermueller/Getty Images)

ドイツ企業 生産・管理を中国から日本へ移転する

在日ドイツ商工会議所は在日ドイツ企業景況調査、「日本におけるドイツビジネス2024」の結果を発表した。ドイツ企業が生産・管理を中国から日本へ移転する動きを加速していることがわかった。

在日ドイツ商工会議所 (AHK Japan)とイギリスの保証有限責任会社KPMGドイツが共同で行った調査は472社を対象に実施し、164社(35%)から有効回答を得た。回答したドイツ企業の38%が生産拠点を、23%が経営機能を中国から日本に移転している。アジア統括本部を日本に置いている企業は26%で、シンガポール(28%)、中国(26%)とトップ3に入った。日本を拠点とする主な理由は、販売の潜在力 (81%)、トレンド調査 (62%)、競合調査 (57%)だった。

94%の企業は経済的安定性を日本でビジネスを展開する最大のメリットと考えている。ついでに93%がビジネス関係の安定性と信頼性を評価している。91%が「安全性、社会的安定性」、90%が「優秀な人材」をあげた。

▶ 続きを読む
関連記事
片山財務相は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資産構成について、市場や経済環境の変化に応じ、検証や見直しを行う可能性があるとの認識を示した
世界の物流を支える「海の大動脈」。ホルムズ海峡の通航料導入論が現実になれば、新たな国際ルールの前例になる可能性も。運河はなぜ有料で、海峡は無料なのか。その違いをわかりやすく解説
クレジットカード決済代行の全東信が破産し、加盟店への未払いは約53億円に上る。制度上、決済代行業者への監督が不十分な点が浮き彫りとなり、政府は相談窓口や資金繰り支援を開始。規制強化の是非も議論されている
政府は光通信用半導体の量産計画を認定。富山・新潟に約6千億円を投資し、最大1600億円を助成する。AI時代の電力課題に対応し、国内サプライチェーン強化と生産拠点分散を進める
日本政府の電力設備サイバーセキュリティ認証で、BYD、ファーウェイ、CATLなど中国大手が認証リストに入らなかった。専門家は、中国の国家情報法が海外展開の制度的リスクになっていると指摘する