プーチン訪中、中露それぞれの計略
ロシアと中共(中国共産党)が国際社会から孤立している中、5月16日にロシアのプーチン大統領が北京に到着し、2日間の訪問を開始した。この訪問における両国首脳の会談の背後にある意図が、注目されている。
プーチン大統領は、5月16日の早朝に北京に到着し、その日のうちに中共党首習近平と会談を行った。これはロシアとウクライナの紛争が始まってから4回目の「プーチン・習近平会談」であり、中国がプーチン氏にとって再選後初めて訪れた国となった。中共のメディアは、習が会談でプーチン大統領の再選を祝福したことを伝えている。
台湾の国防安全研究院の助理研究員、鍾志東氏は、「プーチン氏が再選後の最初の外国訪問で、急いで中国に向かったのは、戦略的パートナーである中国との関係を維持し、ロシア・ウクライナ紛争における支援を確保し、国際的な孤立からの脱却を図る狙いがある」と分析している。
関連記事
1月31日、日英首脳は東京で会談し、世界的なサプライチェーンの不安定化や地政学的リスクの高まりを踏まえ、重要鉱物分野を含む供給網での協力を強化し、経済と安全保障の両面での強靱性を高めていくことで一致
上野動物園で飼育されてきた双子のジャイアントパンダが1月27日、中国へ返還される。約50年ぶりに日本からパンダが姿を消す一方、「友好の象徴」とされてきたパンダ外交の実像や、高額な飼育コストの現実に改めて注目が集まっている
16日、片山財務相は会見で高市総理の衆院解散意向を受け、サナエノミクスの正当性を強調。進行する円安には日米連携で断固対応する姿勢を示し、予算成立遅れへの懸念に対し「最善の努力」を行うと述べた
韓国の最新世論調査で、外国首脳の中で日本の高市首相が好感度1位を記録。過去の日本の首相と比べても異例の22%に達しており、特に保守層や若年層の対日感情に変化の兆しが見える
高市総理とメローニ伊首相は会談を行い、日伊関係を「特別な戦略的パートナーシップ」へ格上げすることで合意。次期戦闘機開発の進展や経済安保、宇宙分野での連携強化を盛り込んだ共同声明の要旨を伝える