中国がプーチン氏にとって再選後初めて訪れた国となった。 MIKHAIL METZEL Small GettyImages-2152797107

プーチン訪中、中露それぞれの計略 

ロシアと中共(中国共産党)が国際社会から孤立している中、5月16日にロシアのプーチン大統領が北京に到着し、2日間の訪問を開始した。この訪問における両国首脳の会談の背後にある意図が、注目されている。

プーチン大統領は、5月16日の早朝に北京に到着し、その日のうちに中共党首習近平と会談を行った。これはロシアとウクライナの紛争が始まってから4回目の「プーチン・習近平会談」であり、中国がプーチン氏にとって再選後初めて訪れた国となった。中共のメディアは、習が会談でプーチン大統領の再選を祝福したことを伝えている。

台湾の国防安全研究院の助理研究員、鍾志東氏は、「プーチン氏が再選後の最初の外国訪問で、急いで中国に向かったのは、戦略的パートナーである中国との関係を維持し、ロシア・ウクライナ紛争における支援を確保し、国際的な孤立からの脱却を図る狙いがある」と分析している。

▶ 続きを読む
関連記事
7日午後、NATO首脳会議において、日米韓の3か国の外相は、中共海軍が6日に原子力潜水艦から弾道ミサイルを発射した事態について懸念を共有。日米韓による「戦略的連携」を示し続けることの重要性を改めて確認した。
高市早苗首相とインドのモディ首相は、エネルギー、技術、防衛分野での協力を強化することで一致したと表明した。アジアの二大国は、中国への経済的依存を減らし、より強靭なサプライチェーンを構築しようとしている
7月2日、インドの首都デリーで、日本の高市早苗首相とインドのナレンドラ・モディ首相による日印首脳会談が行われた […]
高市総理はインドを訪問し、経済安保や投資連携の強化を協議する。モディ首相との会談や経済フォーラムを通じ、戦略的利益を共有。中国の威圧を念頭に「自由で開かれたインド太平洋」の実現を目指す
激動の中東情勢やサプライチェーンの危機に対し、高市総理がG7サミットで共同備蓄連携を提案し合意を形成。英仏独伊やトランプ米大統領、欧州の「準同盟国」との多層的な連携で挑む高市外交の全貌を解説