2024年5月9日、ロンドンの国家サイバーセキュリティセンターでスピーチを行う英国外交大臣カメロン氏 (Benjamin Cremel-WPA Pool/Getty Images)
中共の本性が暴かれただけ

キャメロン英外交大臣 中国の行動が英国の対中政策を変更させた

6月13日に、かつて首相として英中の「黄金時代」を推進したデーヴィッド・キャメロン英外交大臣は、現在、英国が中国に対して明確に厳しい姿勢を取っている理由、つまり英国の政策変更は、世界情勢の変化と中国共産党の行動によるものであると述べた。

中央通信社の報道によると、キャメロン氏は首相を退任した後、香港、新疆、南シナ海の状況が劇的に変わったと指摘している。また、オーストラリアが2020年に新型コロナウイルスの起源と中国の初期対応を調査するよう求めた後、中国共産党がオーストラリアに対して取った厳しい制裁措置が、明らかになっている。

昨年3月、英国政府は「安全保障・防衛・開発・外交政策の統合レビュー. (Integrated Review, IR)」の最新版を発表し、中国共産党が世界の秩序に対して「時代の節目となる挑戦」を提起していると述べている。この報告書によれば、2021年の前回のIR報告書以降、中国共産党はロシアとの連携を強化し、普遍的な人権と国際的な約束を軽視し続け、自らが主張する「多国間主義」が、国連の基盤である人権と自由の理念に挑戦していると批判している。

▶ 続きを読む
関連記事
イタリアでメローニ政権の連続在任日数が4日、1413日となり、同国の戦後政権で最長となった。メローニ氏は現実的な外交路線を取ることで、「極右」とみられていた当初の評価を変え、欧州政治の主要な担い手として存在感を高めてきた。
ロシアがスターリンクに対抗して進める低軌道衛星通信網「ラスベット3」でトラブルが相次いでいる。7月に打ち上げた衛星は予定高度に達せず、少なくとも2基は高度が低下。大気圏に再突入する恐れも
フランス政府は1日、SHEINやTemuなど、ウルトラファストファッション商品へ追加負担金を徴収し始めた。商品数や価格、修理のしやすさなどを基準に負担額を算定
EUは米国やG7と連携し、イランへの圧力を継続する方針を表明した。米主導の経済圧力策を歓迎し、和平交渉への参加や地域を不安定化させる活動の停止を要求。追加制裁の可能性にも言及した
世界の注目を集める米国の債務問題。しかし真の火種は、隠れた巨額債務と成長力欠如を抱える「ユーロ圏」にあるかもしれない。中央銀行の買い支えも限界を迎えるなか、次の国家信用危機の震源地となるリスクに迫る