在中外資企業に激震 台湾独立運動への取締強化 死刑の可能性も
中国共産党(中共)は先月、いわゆる「台湾独立」運動への取り締まりを強化する新たな規則を発表し、その中で最も厳しい刑罰として死刑を含むことを明らかにした。この発表を受け、中国で事業を展開する外資系企業の中には、台湾出身の従業員を中国から撤退させることを考え始める動きが見られる。
中共は6月末に「台湾に関する22の提言」を公表し、特に「台湾独立」を支持する者に対しては、出席を必要としない裁判によっても、死刑を含む刑を科す可能性があると述べた。
7月4日には、ロイター通信が情報筋4人の話として伝えたところによると、北京が新しい方針を打ち出した後、中国本土で働く台湾人や多国籍企業は、台湾人スタッフの中国における勤務のリスクと、中共の新たな方針が彼らに及ぼす影響を再評価し、対応策についての協議を開始したとのことだ。
関連記事
北朝鮮では、金正恩の娘・金主愛氏が次期指導者として浮上し、「4代世襲」への動きが強まっている。一方、中国では習近平の後を継ぐ人物がいまだ見えていない。対照的な中朝の権力継承、その背景にある違いとは
中共人民銀行が8月に20トン超の金を購入し、22か月連続で金準備を拡大した。香港では金保管能力を2千トン超へ拡大する計画も進む。背景に脱ドルや経済制裁への備えがあるとの分析が出ている
ネパール大洪水の被害を拡大させたのは気候変動ではなく、それを恐れるあまり地質学的に脆い渓谷へダムや作業員を過密に投入した性急な再エネ開発だった。気候対策の暴走が生んだ人災の側面を鋭く告発する論評
中共軍で幹部の調査や処分が相次いでいる。第14期全人代では軍・武警部隊の代表46人が罷免され、軍隊選挙委員会も発足時の11人中9人が調査や処分の対象となった
中共江蘇省当局は民間組織12団体を取り締まり、このうち7団体が緊急救援組織だった。関係者は、民間救援隊が被災地の実態を外部に伝えることを中共当局が警戒していると指摘する