田中英道氏(撮影:大紀元)

田中英道氏逝去 美術史・歴史学に遺した偉大な足跡

美術史家・歴史学者で東北大学名誉教授の田中英道氏が2025年4月30日、急性硬膜下血腫のため83歳で逝去した。田中氏は西洋美術史の第一人者として知られる一方、日本の近現代史や古代史の研究でも多大な業績を残した。告別式は近親者のみで執り行われ、喪主は妻の三重子さんが務められた。

田中氏は1942年、東京都に生まれ、東京大学文学部フランス文学科および美術史学科を卒業。フランス・ストラスブール大学で博士号を取得後、イタリアやドイツなど欧州各地でも研究を重ねた。1973年から東北大学文学部に勤務し、同大学名誉教授となった。

専門はフランス・イタリア美術史であり、欧州美術の第一人者として知られる一方、日本美術の世界的価値や日本独自の文化・歴史の重要性にも強い関心を持ち、積極的に発信してきた。

▶ 続きを読む
関連記事
名古屋地検特捜部は、愛知県の新型コロナ対策補助金を不正に受給した疑いで、病院を運営する医療法人の理事を再逮捕した。架空の消毒作業などを装い、1億4840万円をだまし取った
紀州の梅が雹で傷が入り被害に。梅干し企業は原料を中国産の梅で対応する声が高まっているが、原料が海外産に切り替わると、将来も国産の梅に戻らなくなるおそれがあるとして、加工品で対応する企業も出てきた
フェルメールの代表作である油彩画「真珠の耳飾りの少女」が8月21日〜9月27日の期間、大阪・中之島美術館で展示される予定
3月14日から、JR東日本が大規模な運賃改定を実施する。1987年の民営化以降、初めてとなる本格的な運賃改定となる。他社にも同様の動きが広がる
AI技術の急速な発展の影で、2026年のPCおよびスマートフォン市場に深刻な価格上昇の波が押し寄せている