田中英道氏逝去 美術史・歴史学に遺した偉大な足跡
美術史家・歴史学者で東北大学名誉教授の田中英道氏が2025年4月30日、急性硬膜下血腫のため83歳で逝去した。田中氏は西洋美術史の第一人者として知られる一方、日本の近現代史や古代史の研究でも多大な業績を残した。告別式は近親者のみで執り行われ、喪主は妻の三重子さんが務められた。
田中氏は1942年、東京都に生まれ、東京大学文学部フランス文学科および美術史学科を卒業。フランス・ストラスブール大学で博士号を取得後、イタリアやドイツなど欧州各地でも研究を重ねた。1973年から東北大学文学部に勤務し、同大学名誉教授となった。
専門はフランス・イタリア美術史であり、欧州美術の第一人者として知られる一方、日本美術の世界的価値や日本独自の文化・歴史の重要性にも強い関心を持ち、積極的に発信してきた。
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