改正下請法が成立 中小企業の取引環境改善へ 物流取引も新たに対象に
16日、改正下請代金支払遅延等防止法(改正下請法)が参議院本会議で可決、成立した。改正法は、発注者が協議を行わずに受注者にとって不利な取引価格を一方的に決定する行為を禁じ、サプライチェーン全体での適正な価格転嫁の定着を目指すものである。
これまでの制度では、発注元の大企業による価格の一方的決定、代金支払いの遅延、不当な減額要求などが横行し、「下請けイジメ」として社会問題化していた。改正法は、このような実態を踏まえ、中小企業が賃上げに必要な資金を安定的に確保できる環境を整備するために制度の見直しを行ったものである。
あわせて、用語の見直しも盛り込まれた。「下請け」という表現が発注者と受注者の上下関係を想起させるとして、「下請事業者」は「中小受託事業者」、「親事業者」は「委託事業者」、「下請代金」は「製造委託等代金」に変更された。
関連記事
政策効果の乏しい減税や補助金を洗い直す「日本版DOGE」で13府省庁が公表した約120件の優遇制度のうち、廃止の方向を明示したのはわずか1件だったという。なぜこのような結果になったのだろうか
高市早苗首相と日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は7日、国会内で会談し、衆院議員定数削減法案について今国会での成立を見送る方針を確認した。
7日午後、NATO首脳会議において、日米韓の3か国の外相は、中共海軍が6日に原子力潜水艦から弾道ミサイルを発射した事態について懸念を共有。日米韓による「戦略的連携」を示し続けることの重要性を改めて確認した。
奈良県平群町で計画されているメガソーラー建設をめぐる訴訟で、奈良県に開発許可取り消しを命じる大阪高裁の判決を受け、山下真奈良県知事は7月6日、最高裁に上告しない方針を明らかにした
在中国日本国大使館は7月7日、中国ビジネスに従事する日本の事業者に対し、中国共産党(中共)当局による輸出管理体制の強化について注意喚起を行った。