サプライチェーンの先にある現実 ウイグル問題と日本の責任
もしあなたの隣人が、ある日、突然理由も告げられず姿を消したら?
いま、中国・新疆ウイグル自治区では、そうした状況が報告されている。国連や人権団体の推計によれば、100万人以上、場合によっては200万人を超えるウイグル人が「再教育センター」に拘束されているとされ(国連人権高等弁務官事務所, 2022)、言語使用、宗教実践、文化活動が厳しく制限されている。
ウイグル人は再教育施設を経て、綿花、繊維、太陽光部品などの製造現場に配属され、自由意思に基づかない労働を強いられていると報告されている。米国は2022年6月、ウイグル強制労働防止法(UFLPA)に基づき、新疆産製品の輸入を原則禁止とし、国際企業にサプライチェーンからの強制労働排除を求めている。
関連記事
約30年ぶりとなる日米合同の為替介入が、世界の金融市場に波紋を広げている。日銀の追加利上げも見込まれる中、低金利の円を借りて運用する「円キャリートレード」の巻き戻しが、世界的な資産売却につながるかが焦点となっている。
高市早苗首相は9月30日、第二次高市改造内閣発足後初となる経済財政諮問会議を開催した。令和9年度予算編成や今後の経済財政運営を巡り「責任ある積極財政」の具体化に向けた議論を本格化させた。政府が目指しているのは単純な歳出拡大ではなく、経済成長を通じて財政の持続可能性を確保するという財政運営への転換である。
曾祖父から譲り受けた米国債の思い出を機に、難解な現代金融システムの真実に迫るエッセイ。国債やレポ市場、銀行の信用創造、ドルの価値が薄まる本質を、実体経済と市民の視点から平易に解き明かし、財政のあり方を問う
日本銀行は金融政策決定会合で、政策金利を1.25%に引き上げることを決めた。1.25%は1995年以来、31年ぶりの高水準となる。利上げは前回から3か月ぶりで、これまでよりもペースを速めて利上げに動いた形となった。
総務省は2026年8月の全国消費者物価指数(2025年=100)を発表した。価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数(コアCPI)は102.0となり、前年同月比1.7%上昇した。