中共がスパイ活動を展開 米連邦の失職者が標的に

米国の民主主義防衛基金(FDD)が5月19日に発表した報告書によれば、中国共産党(中共)は積極的に情報活動を展開しており、偽の求人サイトやソーシャルメディアを利用して解雇された元連邦職員をリクルートしている。

研究者たちは、この「情報活動」が広範囲に及び、ダミー会社やLinkedIn(リンクトイン)などのツールを駆使して、アメリカの国家安全保障や企業利益に関する機微な情報を収集していると警告している。

サイバーセキュリティメディア「Cybersecurity Dive」によると、「民主主義防衛基金」の新興脅威上級アナリスト、マックス・レッサー(Max Lesser)氏はメールで次のように述べている。「過去において、中共が現職および元政府職員をリクルートしようとした行動は、通常、機密情報にアクセスできる人物を対象にしていた。しかし、政府職員が提出した履歴書でも、米国政府内部の運用に関する貴重な非機密情報を中共に提供する可能性がある」

▶ 続きを読む
関連記事
米中央軍は5月初め以降、約1300隻の商船によるホルムズ海峡の通航を支援し、6億6千万バレルを超える原油が運ばれたと明らかにした。イランの威嚇や攻撃が続く中、石油輸送の現状を追
パナマ運河で水不足が深刻化し、9月4日から通航船舶数を制限する。米国湾岸から日本への原油輸送にも、遅延や通航料上昇の影響が出る恐れがある
インターネットの全トラフィックの半分以上をボットが占める中、中小企業が直面する広告費の浪費やデータ歪みの問題と、AI時代における新たな生存戦略を解説します
AIの進化により巧妙化するサイバー犯罪の脅威。CAPTCHA詐欺やロマンス詐欺など、今警戒すべき最新の詐欺手口20選を解説します
台湾政府は2027年度予算案で、国防関連支出を前年比18.2%増の1兆1,225億台湾元へ拡大する方針を決定した。GDP比は3%を超え、過去最大規模となる。国民への一律現金給付や社会福祉、公共建設も増額する