備えと善良な心は、無駄にならない。
「7月5日・日本終末説」が日本観光を直撃 最大5600億円損失の試算も 問われるのは「心の備え」
「2025年7月5日に日本で壊滅的な大地震が起きる」
──そんな「終末予言」が、SNSを通じて日本や中国、香港、台湾などアジア各地で広まり、日本旅行のキャンセルや航空便の減便が相次ぐ事態となった。
きっかけは、日本の漫画家・竜樹 諒(たつき りょう)氏の話題作『私が見た未来 完全版』(飛鳥新社刊)に描かれた「2025年7月に大災難が起きる」という予知夢だった。あとがきには「夢を見た日が現実化する日ならば、次にくる大災難の日は『2025年7月5日』ということになります」と記されており、これが「7月5日大災害説」として急速に拡散された。
関連記事
留学生の学費は見直しが進む。早稲田大が引き上げを検討し、東北大は2027年度から1.7倍の90万円へ。支援体制の負担増が背景にある。
国内線の路線維持に向け、国土交通省が航空会社どうしのダイヤ調整を、減便せず便数を保つことを条件に認める方針を示すことになった。便が同じ時間帯に集中する課題を改善し、搭乗率の向上につなげたい考えだ。
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
古代から続く中国伝統文化の精神を現代に甦らせる神韻芸術団。その豊かな芸術世界を紹介する「神韻作品」ポスター展が、12月と1月に東京都内で開催される
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている