自衛隊 イメージ画像(Shutterstock)

女性自衛官の配置制限を完全撤廃 防衛省が決定

防衛省は7月18日、陸上自衛隊の「特殊武器(化学)防護隊」や化学防護隊を含む全ての部隊において、女性自衛官の配置制限を全面的に撤廃したと発表した。これにより、女性自衛官もこれまで従事できなかった有毒な化学物質や放射能に汚染された現場での偵察や除染活動などに参加できるようになる。

これまで陸上自衛隊の一部の部隊では、「母性の保護」の観点から女性自衛官が配属されない慣例があった。特に、被災地や原発事故現場などでの除染活動は、放射線への被ばくの恐れがあり、健康への影響が懸念されていたため、男性自衛官のみが任務に就いていた。

しかし近年では、防護服や特殊装備、車両などの安全対策が進み、危険性が大きく減っている。また、放射線量の管理も厳格に行われるようになった。こうした背景から、防衛省は女性自衛官の配置に伴う不安材料が減ったと判断し、今回の決定に至ったという。

▶ 続きを読む
関連記事
小泉進次郎防衛相とヘグセス米国防長官は10月28日、フィリピン中部セブで会談し、複数の分野での協力強化で一致した
日米共同統合演習「キーン・ソード27」が過去最大規模で実施。南西諸島に対艦ミサイルや長射程火力を展開し、宇宙・サイバー領域を含む全領域での連携強化を図る
元海上自衛隊幹部の山本勝也氏は20日、日本は米国と同盟関係にあるものの、中国(中共)が日本の沿岸領土で展開する「グレーゾーン」戦術への対応は、日本が主導しなければならないと述べた。
中共軍の無人機2機が10月19日、沖縄本島と宮古島の間を通過した。同区間の無人機通過の公表は今年度初。16~18日には艦艇7隻も通航し、20日も有人機の飛行が相次いだ。小泉防衛相は無人機への対応の必要性を強調した
2026年度上半期の空自の緊急発進は442回で、前年同期比約67%増。中共機への対応が285回と最多を占める一方、ロシア機への対応は152回と約2.6倍に増えた。北部・西部でも対応が大幅に増加した