高市首相が経済安全保障推進会議のまとめを行った(首相官邸より)

高市首相 経済安保法改正を指示 サプライチェーンとデータ防衛を強化へ

政府は11月7日、首相官邸で第8回経済安全保障推進会議を開いた。国際情勢が複雑化するなか、高市首相はサプライチェーンや医療インフラを守る仕組みを強化し、経済安全保障法の改正に向けた検討を進めるよう関係閣僚に指示した。

高市氏は会議で、日本は戦後最も厳しく複雑な安全保障環境にあると指摘。その上で、造船能力の回復や重要鉱物の確保など、サプライチェーンの強靱化に向けた施策をさらに強化する必要があると述べた。あわせて、医療インフラを含む基幹インフラのセキュリティ向上や安定供給の見直しにも言及し、「変化や新たな課題に迅速かつ強力に対応していく」と強調した。

高市氏また、大胆な危機管理投資によって力強い経済成長を目指すとともに、経済安全保障の確保を確実なものにしていく」と述べ、小野田経済安全保障担当大臣に対し、法改正の検討を早急に開始するよう指示。関係閣僚には、小野田大臣と連携して経済安保政策の実効性を高めるためのシンクタンク創設など体制整備を求めた。

▶ 続きを読む
関連記事
高市早苗首相は23日、衆議院の解散を正式に発表し、2月8日の「短期決戦型」の総選挙で過半数獲得を目指す考えを示した。高い個人人気を背景に勝負に出る構えで、専門家は、高市首相が選挙に勝利し政権基盤を固めれば、中共に対抗する影響力が高まると指摘している
衆院選の自民党比例四国ブロックにおいて、当選13回を誇る重鎮・村上誠一郎氏が名簿10位という衝撃的な順位となった
日本の衆議院選挙が公示され、選挙戦が本格的に始まった。高市早苗首相は、与党が過半数の議席を確保できなかった場合、首相を辞任する考えを示し、進退をかけた選挙となっている。世論調査では与党が優勢との見方が出ているが、投票日まで情勢は流動的だ
中国が日本の軍事能力の強化に転用され得るデュアルユース品目の対日輸出を禁止したことで、日本側の強い抗議を招いている。
2026年衆院選は27日、公示され、2月8日に投開票が行われる。通常国会冒頭で高市内閣が衆議院解散を表明したことを受けたもので、選挙は12日間の日程で行われ、全国465議席を争う。