指名手配を受けた台湾の反共系配信者・八炯(左)と閩南狼(中央)。右は中国当局が公表した懸賞通告。(映像よりスクリーンショット)
ネット民も参戦、ついに習近平まで「賞金首」扱いに

中共の懸賞指名手配に台湾側が「逆指名手配」で応戦

中国当局は最近、台湾在住の台湾人である政治家や反共系インフルエンサーたちを相次いで懸賞指名手配した。

最初に標的となったのは、台湾民進党の立法委員(日本の国会議員に相当)である沈伯洋(しん・はくよう)氏だった。沈氏は中共による台湾への浸透工作や情報戦を長年研究・警告してきた対中警戒派だ。中国・重慶市公安局は先月、沈氏を「国家を分裂させる犯罪活動」に従事したとして立件し、捜査することを決めたと発表した。

これに対し、台湾で対中政策を担う大陸委員会は、法治文明の最低ラインを超えているとした他、中国には台湾に対していかなる管轄権も持っていないと批判した。

▶ 続きを読む
関連記事
国共トップ会談の後、台湾への渡航の解禁や、台湾の農産品および中小企業の中国市場進出を促進するとしている。これについて、評論では、こうした台湾優遇措置は中共の認知戦における「糖衣をまとった毒薬」にすぎないとの見方が出ている
台湾最大野党トップの訪中団が、政府出資の基金から約2千万円の支出を申請していたことが判明。民主推進を目的とする資金の使途として妥当性や政治的中立性に疑問の声が上がり、波紋が広がっている
台湾の頼清徳総統が、共産党の影響を受けない真の中華文化を体現する「神韻芸術団」の日本公演に祝電を送った。純粋な中国古典舞踊で五千年の伝統文化を甦らせる圧巻の舞台。頼総統の熱い期待を伝える
香港の法輪功学習者、荘偉文さんが4月14日、フェイスブックへの投稿を理由に、いわゆる「23条」に基づく扇動罪で懲役12か月の判決を言い渡された
台湾最大野党・国民党の鄭麗文主席は4月12日に訪中を終え帰台した。これを受け、中国共産党の対台湾窓口・国台弁は観光や交通など10項目の対台湾措置を発表したが、「優遇措置」は認知戦の「糖衣毒薬」との見方もある。