中国の大学生のイメージ画像。(Getty Images)
教室に引かれた「思想の境界線」

大学の授業中の反共産主義発言で学籍剝奪=中国

中国・陝西省西安市の西北大学で、授業中に「マルクス主義を信じない」「共産党の指導を支持しない」と発言した学生が、大学から学籍を剝奪された。

西北大学は、中国では中堅クラスの国立大学で、地方では名門とされる。特別に過激な学校でも、無名校でもない。ごく普通の大学で起きた出来事だ。

問題となった学生は物理学部に在籍し、政治関連の授業で政府の公式見解に異を唱えていた。その発言を複数の同級生が大学側に通報し、大学は「国家の基本原則に反し、授業秩序を乱した」として最も重い処分を決定した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の10月の大型連休で、各地で数時間の充電待ちが発生し、最長7時間待った例も。充電器の増設が進む一方、需要の集中や設備投資の偏り、業界の過当競争など構造的な問題が浮上
ブランチ米司法長官は、中国共産党による越境弾圧への対応を司法省の「最優先事項」と表明した。FBIや財務省など政府機関のあらゆる手段を活用し、関係者への捜査・訴追を続ける方針を示した
中国経済は「日本化」に向かうのか、それとも「ソ連化」に向かうのか。近年、両説にはそれぞれ支持者がいたが、今、新たに第3の可能性として「ソ連式日本化」が浮上している
中国の俳優・王星が昨年だまされてミャンマー東部ミャワディに連れ去られた事件で、新たな捜査資料が明らかになった。王星は4日間で3回転売され、人身売買組織は学歴やタイピング速度などを基準に被害者を値踏みし、最大20万元で売買していた
映画より昼寝サービスが人気、巨額を投じて大々的に宣伝した映画には見向きもしないのに、「ひどすぎる駄作」には客が殺到。客離れの裏で何が?