中国でコロナ再拡大か 心筋梗塞や若年層の突然死を関係者が証言

2026/11/04 更新: 2026/11/04

中国の人気俳優、胡歌さんが最近、複数の友人を心筋梗塞で亡くしたことを明かし、自身も外出時に「速効救心丸」を持ち歩いていると語ったことが、中国のSNSで検索上位に入った。衛生健康委員会関係者は、新型コロナ感染後の合併症では心筋梗塞が最も多いと証言している。中国では感染が再び拡大しているといい、先週だけで約800件の集団感染が報告された。

10月31日、44歳の胡歌さんは医療系の番組で、ここ2か月の間に複数の友人が心筋梗塞で亡くなったと明かした。また、40歳を過ぎてから体の衰えを感じるようになり、現在は外出時に速効救心丸を携帯し、AEDも携行していると語った。

衛生健康委員会関係者の李(仮名)さんは、コロナ感染後の合併症では心筋梗塞が最も多いと明かした。無症状感染や軽い風邪のように見える場合でも、実際には心臓や心血管に不可逆的な損傷が生じ、血栓や塞栓を起こして突然死につながることもあると語った。

「俳優の胡歌さんが検索上位に入っている。40代ですでに速効救心丸を持ち歩いている。一度感染すると、血栓や塞栓を起こすことがあり、それによって毎週多くの人が亡くなっている。しかも若い世代にも広がっていて、40代、30代だけでなく、10代や20代で亡くなる人もいる。私が知っているケースでは、8歳の子どもが梗塞で亡くなった」

李さんによると、学校や高齢者施設、大規模工場など、人が多く集まる場所で同時に10人以上が感染した場合、報告が義務付けられている。現在、多くの小中学校や幼稚園で欠席する子どもが増え、学級閉鎖や自宅待機も行われていると話した。

「複数のコロナ変異株が同時に広がっており、今月に入って感染拡大が加速している。南の方では感染の広がりがより速く、勢いも強い。先週報告された集団感染は南部で600件余り、北の方で200件近くに上った。現在は12、13歳くらいまでの子どもの感染が非常に多い」

李さんは、中国疾病予防管理センターが発表した2026年第43週の「全国急性呼吸器感染症定点サーベイランス」で、コロナやインフルエンザなど10種類のウイルスと肺炎マイコプラズマの検査結果が公表され、公式統計ではインフルエンザが最も多いものの、実際にはコロナが最多だと主張した。

「複数のウイルスが同時に流行しているが、コロナが一番多い。コロナに関する情報は、今はほとんど公表されていない。コロナに感染した後、A型インフルエンザやB型インフルエンザにかかることもあるが、結局、何でも風邪として扱われている。以前は肺炎を引き起こすことへの注意だけだったが、今年は肺炎に加え、脳炎や心筋炎にも注意するようになった」

中国各地の葬儀業者からは、最近になって業務量が急増し、若い世代の死亡も増えているとの証言が出ている。火葬にも待ち時間が出ているという。

遼寧省の葬儀業者、王さんは「1時間で6人を送り出すこともある。今はコロナ禍の時よりも、亡くなる人が異常に多い。病院で治療しても良くならず、『ここではもう治せないので、大都市の病院へ行ってください』と言われるケースもある」と語った。

陝西省の葬儀業者、劉さんは「最近は亡くなる人が多く、仕事量も非常に増えている。毎日病院へ行かなければならない。高齢の親や幼い子どもを残して突然亡くなる人が非常に多い」と述べた。

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