イラン女子選手1人が帰国へ転じ所在判明 豪州が庇護の6人を緊急移動
試合前の国歌斉唱を拒否したイラン女子サッカー選手のうち7人がオーストラリアで庇護を認められた。しかし、そのうち1人が亡命を撤回し、滞在先をイラン大使館に伝えた。オーストラリア当局は残る6人を緊急移動させた。
オーストラリアのトニー・バーク内務相は3月11日、庇護を受けていた女子選手の1人が、すでに出国したチームメートと相談した後に帰国の意思を示したと発表した。「彼女のチームメイトやコーチは、イラン大使館に連絡して迎えに来てもらうよう助言した」と述べた。その結果、イラン大使館は全員の居場所を把握することになった。バーク氏は直ちに選手を安全な場所へ移動させるよう指示した。
同氏によると、残る6人のイラン人選手は現在、安全な場所に移り、オーストラリア警察の保護を受けている。
関連記事
ヴィクター・デイヴィス・ハンソン氏がイラン情勢の終焉を鋭く分析。米国の軍事的優位と経済封鎖に対し、窮地のイランが取る生存戦略とは。中間選挙を控えたトランプ政権の思惑と、激化する膠着状態の結末を予測する
英政府は11日、イギリスなどへの敵対的活動に関与したとして、イラン関連の個人・団体など12者に新たな制裁を科すと発表した。制裁対象となった金融機関は、不安定化活動に関係する個人や団体にサービスを提供していたという
世界の小売業界を揺さぶる中国系通販大手、SheinとTemuの対立が英国の法廷に持ち込まれた。Sheinは、Temuが数千枚に上る公式写真を使い、模倣品を宣伝したと訴えている
イランに対する米国の経済封鎖は、間接的に中国共産党政府に圧力をかけている。アナリストらは、これはトランプ氏が習近平との首脳会談を前に、交渉の切り札(レバレッジ)を構築しているものだと分析している
石油と天然ガスの要衝であるホルムズ海峡は事実上閉鎖されたままであり、原油価格を急騰させている