陸上自衛隊研究本部が設計し、三菱重工業が製造した12式地対艦誘導弾(陸上自衛隊)

日本が射程1千キロの長距離ミサイルを配備 中国共産党は強く反発

日本が熊本県に国産の長距離ミサイルを配備したことを受け、地域の安全保障環境に大きな関心が集まっている。中国共産党(中共)軍はこれについて、日本が「自衛の仮面を完全に脱ぎ捨てた」と強く批判した。一方、専門家は、中国の主張は地域安全保障問題における二重基準を露呈しているとの見方を示している。

防衛省は3月9日、改良型の12式地対艦誘導弾(陸上配備型)の熊本配備を当初計画より1年前倒しで実施すると発表した。配備は3月末までに完了する見通しだ。

日本メディアによると、このミサイルは射程を延ばした改良型で、射程は約1千キロ。九州から東シナ海の大部分を射程に収め、中国沿岸の一部地域にも到達可能で、上海も理論上の射程圏内に入るとされている。

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