中共衛星の軌道が判明 日米基地上空を高頻度で通過1日60回
最新の軌道解析データによると、中国共産党(中共)軍が偵察目的で運用している「遥感(ヤオガン)」シリーズなどの衛星群が、日本上空を約10分に1回という極めて高い頻度で通過していることが判明した。
読売新聞が報じたところによると、特に日米の軍事拠点が集中する地域での監視が顕著であり、2025年12月の分析では、米海軍の横須賀基地(神奈川県)周辺を1日平均約60回、佐世保基地(長崎県)周辺を約48回通過していた。わずか2時間の間に10基もの衛星が集中して飛来するケースも確認されており、自衛隊や米軍の艦艇の出港といった動的な動きが、ほぼリアルタイムで把握される「常時監視」に近い状態にあるという。
中共がこれほどまでに監視を強化している背景には、台湾有事などを念頭に置いた「接近阻止・領域拒否(A2/AD)」戦略の確立がある。アメリカの戦略国際問題研究所(CSIS)のレポートによると、中共軍は宇宙からの監視網を大規模なセンサーネットワークとして活用し、太平洋に進出する米空母などを迎撃するための「目」として機能させているという。
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