販売開始直後に混乱が起きたマンション販売現場の様子。2026年4月13日、中国深圳。(映像よりスクリーンショット)
熱狂の裏に仕込みか

中国深圳マンション販売で乱闘騒ぎ サクラ動員疑惑も

中国南部・深圳で行われた新築マンションの販売現場で、購入希望者が押し合いとなり、警備員と衝突する騒ぎが起きた。しかし、その「人気ぶり」に対し、現場の証言からサクラ動員疑惑が浮上し、波紋が広がっている。

問題の物件は深圳市龍華区にある「幸福城臻園」。4月13日の販売開始当日、現地には長い列ができ、一部の人が柵を乗り越えるなど混乱状態となった。警備員がスプレーを噴射する場面もあり、現場は一時騒然となった。

その後、本紙が現場にいた複数の男性に取材したところ、「サクラとして参加した」との証言を得た。証言によれば、1人あたり約200元(約4千円)で動員され、柵を乗り越えるなど目立つ行動にはさらに報酬を上乗せしていたという。さらに別の男性も、開発側が熱気を演出するために人を集めていたと明かし、「実際の購入者はほとんどいなかった」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党当局が富裕層の海外資産やオフショア信託への税務監視を強化している。海底撈共同創業者の妻による大規模な株式売却を受け、香港市場では創業者が信託を通じて株式を保有する企業への影響を警戒する声が出ている
予定されたトランプ米大統領と習近平の会談が近づく中、中共政府が米国に対し、月末までに新たな台湾向け武器売却を承認しないよう警告し、承認すれば習近平の訪米を取りやめる可能性があると伝えた
米アンソロピックは、中国の複数AI企業が利用者に知らせずClaudeを利用し、回答を自社サービスに表示していた疑いがあると指摘。軍・警察や企業の機密情報が海外に送信された可能性も浮上した
中共の新たな出入国管理規定が9月15日に施行される。政府機関や国有企業、金融機関、病院、大学では、職員本人だけでなく、家族の外国パスポートや永住権についても調査が広がっている
辞職できない中国の公務員が、勤務先に預けていたパスポートを取り戻すため15日間無断欠勤し、解雇されたとSNSで明かした。中国では政府機関や国有企業、金融業界などで出国制限が広がっている